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F通信note版

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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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記事一覧

【F通信】車屋紳太郎「アグレッシブに」

今シーズンは怪我の影響でコンディションが上がらずチームも勝点を積み上げられない状況が続いた。そんななかで自分が関わってフロンターレの助けになれなかったのは歯がゆい時間だった。それでも歯を食いしばって毎日リハビリ・トレーニングに取り組んだ。天皇杯敗退が決まった試合後「ここから逃げるのは簡単だし、苦しい状況を作ったのは自分たちなので立ち向かっていきたい。自分の年齢も上になってきているので、自分がチームを引っ張ってやっていきたい」と胸のなかにある覚悟を言葉にしたように悔しさをエネル

【F通信】山田新 ストライカー

「アイツにパスを出せば決めてくれるという選手にならなければいけないし、どれだけ自分を見させるかがストライカーにとって大事な要素だと思う」(山田新) 今シーズン試合を重ねるごとに、そんなストライカーになっているのが山田である。リーグ前節の京都戦で見せた先制点も鋭い動き出しで大島僚太からのパスを呼び込んでファールを受けても絶対に倒れない力強さでシュートを流し込んだ。通るか際どい場面でボールを出させたのは「本来なら出さないですが、彼の雰囲気や動き出しがあったので出した」と大島が話

【F通信】神田奏真 スタートライン

ACLEリーグステージ第4節の上海海港戦でプロ初のメンバー入りを果たした神田奏真。いつもはスタンドから試合を観ることが多かったが、この日はピッチとの距離が一気に縮まった。そこまで近づけたのは神田が常に意識高くトレーニングに励んだ成果の一つである。 「まだ試合に出られていないですし、フォワードとして評価されるのはゴール。練習でも練習試合でも様々な局面でチャンスがあるので、そこでゴールを決められるかどうかが1番大事です。とにかくゴールを決めることを意識しています」(神田) そ

【F通信】鬼木達監督 感謝

今シーズン限りで鬼木達監督の退任が発表されたあと、初めての練習公開日となった10月27日(日)は約600人のサポーターが集まった。クラブハウスからグラウンドに鬼木監督が降りてきた際には大きな拍手が起こり、練習後のファンサービスでは1時間をかけて1人ひとりのサポーターに対して言葉を交わしていった。 そのなかで多くかけられたのは「ありがとうございます」という言葉。フロンターレの選手として現役を引退し、2007年からアカデミーコーチ、2010年からトップチームコーチ、2017年か

【F通信】脇坂泰斗 決勝の舞台に立つために

リーグ前々節の新潟戦で狭いエリアを攻略してGKの逆を突く強烈な一撃でゴールを決め、前節の町田戦では逆転ゴールを圧倒的な技術力と判断力で演出。フロンターレの司令塔、脇坂泰斗はピッチで輝きを放っている。 ゴールに絡む場面だけでなく4-4-2の右サイドハーフに入りながらもサイドに張るのではなくて様々な場所に顔を出してボールを受ける。相手に厳しいプレッシャーをものともしないボディフェイクや繊細なタッチで前を向いてチャンスを広げるプレーは思わず唸ってしまうほどだ。 今シーズンはチー

【F通信】際「アジアの舞台でサプライズを」

ACLE初戦の蔚山戦はタフな環境下での戦いとなったが全員がハードワークを続けて1-0の勝利をつかんだ。右サイドバックでスタメン出場したファンウェルメスケルケン際も「今年の2月にあった前回大会のアウェイ山東戦は1分少々しか出ていないので、次はちゃんとACLを楽しめる」と気持ちを高めてピッチに立ち、外国籍選手に負けない力強さや体を張った守備でチームに貢献した。その根幹にあるのはACLEには特別な思い。 「選手としてタイトルを獲りたい気持ちでフロンターレに来た。そのなかで1番獲り

【F通信】マルシーニョ「自信」

ACLエリートの初戦となった蔚山戦。劣悪なピッチコンディションも含めてタフな試合となったが全員が体を張ってハードワークを続けた。左ウイングでスタメン出場したマルシーニョも守備面で2度追いするチェイシングで相手のプレッシャーを与え、攻撃に切り替われば懸命に前へスプリントを繰り返していった。 その1つひとつプレーを積み重ねていった結果が表れたのが54分。左サイドでボールを受けたマルシーニョが鋭く中へ切り込んで右足で巻いたシュートを決めて先制点を奪取した。この何度見ても唸ってしま

【F通信】河原創 古巣戦

ルヴァンカップ準々決勝甲府戦の2試合でスタメン出場を果たした河原創。8月下旬に加入してから間もないが、中盤の底でボールを引き出して、縦横と相手に揺さぶりをかけるパスを配球する。特にアウェイ戦となった第2戦は「第1戦の甲府戦ではとりあえず近い選手に預ける選択をしていたが、第2戦の甲府戦からは少しずつ遠くも見られるようになってきた感覚があるので、徐々によくなってきている」と話すように長短のパスを使い分けながらの攻撃で存在感を発揮していた。ただ河原は「まだまだですよ」と自分に矢印を

【F通信】際 期待感

果敢に攻撃参加し、強い対人守備でマイボールにしてくれる右サイドバックのファンウェルメスケルケン際。特にビルドアップでは相手が食いついたとき、うまく体でボールを隠しながら運んでプレス回避するプレーは大きな助けとなっている。そういった高いパフォーマンスが発揮できているのも縦関係の家長昭博など周りの選手たちとの連携が上がってきているからこそ。 「縦でアキくん(家長)と組む回数を重ねるごとにお互い分かり合えるプレーが多くなってきました。アキくんは足元でボールを受けるよりも裏でボール

【F通信】早坂勇希 ここからがスタート

ゲーム形式のトレーニングで1番と言っていいほど大きな声を出す。それは声が届くか分からない大観衆が詰めかけるスタジアムでも変わらない。チームを鼓舞し続けて、全力でフロンターレのために一緒に戦うのが早坂勇希の姿だった。そのうえで公式戦のピッチに立つために常に最善の準備をしていた。 「声を出すことでフィールドに立つ選手の一歩を踏み出す力になってもらいたいし、一緒に戦っている仲間として鼓舞したい。練習から全力でやることもそうだけど、信頼を勝ち取るために365日ケガなく健康でい続ける

【F通信】高井幸大 絶対的な存在に

パリ五輪の激闘を終え、フロンターレに帰ってきた高井幸大。前節のFC東京戦は勝負を決定づけるヘディングシュートを決めて勝利に貢献した。J1第14節 鳥栖戦でプロ初得点を挙げたが勝点3には届かなかったからこそ嬉しさも格別だった。 「勝利に貢献できるゴールを決められてよかった。やっぱりゴールを取って試合に勝つのは嬉しいですね」 プロ3年目を迎える今シーズン。U-23日本代表とJリーグでの経験を経て、逞しく成長を遂げているが本人は「まだまだですよ」と自分に矢印を向けている。目指す

【F通信】佐々木旭 成長

いまフロンターレで輝きを放っている男が佐々木旭。主戦場はSBだが、ここ2試合はCBで力強いパフォーマンスを披露。ボールを奪い切る守備力と体を張って弾き返す空中戦に加えて、ビルドアップでも攻撃的な姿勢を貫いてチームにエネルギーを与えている存在だ。 その好調の裏にあるのは試合に向けての準備のこだわり。例年と同様に全体練習から集中して取り組んだあと、今年は遅くまでクラブハウスに残ってパーソナルトレーニングや交代浴でコンディションを整えるなど1日1日、自分の体と向き合ってきた。その

【F通信】三浦颯太の心強い復帰

ついに左サイドの切り込み隊長・三浦颯太が帰ってきた。 「やっぱりサッカーは疲れるものですね(笑)。先週もほとんどの練習メニューに入っていたので、感覚は戻りつつあるかなと思っています」 シーズン序盤はガンガン仕掛けるドリブルでチームに勢いをもたらしていっただけに、J1第6節の横浜FM戦での負傷離脱は痛手だった。あれから約3ヶ月が経って全体合流をした三浦は全てのメニューをこなし、練習後にはボールフィーリングを確かめるようにタッチライン際を意識したパス&コントロールに取り組んだ

【F通信】山内日向汰「チームに勢いを」

「僕がチームに勢いをもたらしていかないといけない存在だと思っています。自分が”なんとかしてやるんだぞ”という気持ちを前面に出して、自分が先頭に立って走っていきたいです」(山内日向汰) その思いは前節の磐田戦も伝わってきた。何度も仕掛けたドリブルが2点目にもつながるなど、チームにリズムをもたらしていった。なによりも攻守でアグレッシブに走り回る姿は頼もしく、逞しかった。 振り返ると自分らしさを出せず不完全燃焼で終わってしまった試合や前半で交代する悔しい経験もした。それでも前を