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F通信note版

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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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#橘田健人

【F通信】橘田の野心と覚悟

昨季の全日程が終わったあと、橘田健人が力強い眼差で口にした言葉がある。 「来年もタイトルを獲るのは絶対の目標。今年はJリーグタイトルを獲れなかったので、奪還してすべてのタイトルを取りたい。個人タイトルもとることができなかったので、今年は本気で目指していきたいです」 個人タイトルとは“ベストイレブン”。その野心と覚悟を胸に今シーズンに臨んだ。そのために自分はどうしたらいいのか、どうチームの勝利に貢献できるのか。その思いをプレーに表現できるようにサッカーと向き合い続けている。

【F通信】橘田健人 ”絶対に”

リーグ戦を終えてフロンターレは8位フィニッシュ。振り返れば、なかなか勝点を積むことができない時期もあり、もがき続けたシーズンでもあった。 そんな成績に対し、今シーズンからキャプテンに就任した橘田健人は責任を感じ「色んな悩みもあった」。それが少し後ろ向きなプレーが多くなったことにもつながり、ときには試合に出られない日々も過ごした。 「何をしているんだろう…」 唇を噛み、悔しさで溢れる毎日だった。それでも家族や、鬼木達監督の言葉に支えられ、トレーニングから必死に取り組んで掴

【F通信】橘田健人 勝利へと導くために

ACLグループステージ第2節の蔚山現代戦。フィジカルを生かして戦ってくる相手に対し、多少の体格差があろうとも怯まずに戦ってハードワークを続けて強気な判断でゴールへと向っていく。そんな攻守で広い範囲を動き回って、チームの支えになっていた背中は、橘田がキャプテンに就任した今シーズンの開幕当初に掲げていた姿そのものだった。 「『キャプテンですごいね』ではなく1人の選手として『すごい』と言われたい。キツいときでも戦う、声も出す。そう思ってもらえる選手になりたい。だから変にキャプテン

【F通信】歓迎セレモニーin西原町で主将・橘田健人が堂々と挨拶

2次キャンプ2日目となった1月25日(水)、午前練習の前に西原町による歓迎セレモニーが実施。グラウンドには西原町観光キャラクターの“さわりん”も登場するなど、暖かく選手・スタッフたちを出迎えた。 そのセレモニーでキャプテンを務める橘田健人がチームを代表してマイクの前へ。キャプテンになって初めて人前で話す機会に「あまり人前で話すのが得意ではないので、緊張しました…」と振り返っていたが、堂々と挨拶をした。 「おはようございます。今シーズンからキャプテンを務めさせていただいてい

【F通信】橘田健人「絶対にキャプテンとしてチームを優勝させたい」

新キャプテンの就任が決まったのは一昨日の17日(火)。鬼木達監督に呼び出されて、直接指名された。最初は驚きを隠せなかったが鬼木監督から「去年優勝できなくて何一つ残せなかった状態から、チャレンジャーとして一緒に戦っていきたい」と伝えられ、覚悟が決めてキャプテンに就任することになった。 「大きくて、偉大なクラブのキャプテンです。今までショウゴさん(谷口彰悟)に何度も助けられましたし、圧倒的な存在感があったので、プレッシャーはあります。ただ、こういうチャンスをもらったので、いきな

【F通信】べカメックス・ビンズンFC戦 試合前公式会見

■川崎フロンターレ 鬼木達監督 橘田健人 ■ベガメックス・ビンズンFC ルー ディン トアン監督 ゴー ヴァン ヴー Q:鬼木監督へ。ビンズンに来たときの感想、ベガメックス・ビンズンFCの情報について、親善試合で期待していることを教えてください。 鬼木達監督 「まず、このビンズンに来られたことをうれしく思っています。ビンズンFCの情報に関してはこれから共有をして素晴らしい試合をしたいです。タイ遠征が終わったばかりなので、選手を含めていろいろな情報を共有していきたいと思っ

【F通信】橘田健人「最後まで諦めずに優勝したい」

今シーズンは、これまで主戦場としていたアンカーだけではなくSBやインサイドハーフといった3つのポジションに配され、ハイレベルのパフォーマンスを披露してきた橘田健人。ここ最近はインサイドハーフで、よりゴールに関わるプレーも増加し、第22節の名古屋戦でJリーグ初ゴールを決めると前節の京都戦でも今季2ゴール目を挙げて勝利に貢献した。これはシーズンの開幕からより攻撃面で存在感を出すために取り組み続けてきた成果である。 「よりゴール前に顔をだすことを意識してやっていた。それが結果につ

【F通信】橘田健人「チームがキツイ時に助けるプレーが自分は好き」

リーグ前節の柏レイソル戦に勝利したフロンターレは、翌日の4月10日(日)にAFCチャンピオンズリーグの舞台となるマレーシアへ発った。ここは1年を通して常夏であり、スコールも多く突然天気が変わってしまうこともある国。そんな環境化での戦いとなる2022年のグループステージ。橘田健人が「日本と違って湿気がすごいので、汗も出るキツイ。水分を取ることを意識しないと」と話すように、今の環境に対して柔軟に対応しながら試合に向けて準備を進めている。 今大会は15日(金)の初戦から中2日ごと

【F通信】橘田健人「本当に頑張ったなと自分にも言いたい」

2021年元旦の国立。川崎フロンターレは見ていてワクワクするようなサッカーを披露してクラブ初となる天皇杯のタイトルを手にした。その光景をテレビで見ていた当時大学生だった橘田健人は「レベルが高い。強いな」と感じながら、フロンターレでサッカーをすることを楽しみにしていた。 そんな青年だった橘田は今季、新加入選手として加わるとアンカーのポジションで好守において存在感を発揮。「最初はこれだけスタメンで出られると思っていなかった。そういった部分では、本当に頑張ったなと自分にも言いたい

【F通信】「常にリョウタさんのプレーを見て、色んなものを吸収したい」橘田健人

激闘の連戦を5連勝で締めくくり、約2週間が空いてから迎える今週末の清水戦。この期間に設けられたオフで橘田健人は「しっかり体を休めるために家で疲労を取って、買い物に行けていなかったので、洋服を買った」そう。 選手それぞれが、しっかりリフレッシュできたからこそ、チームは良い状態で試合に向けた準備ができているのだろう。 また、トレーニングでは橘田にとってもプラスなことが。それは怪我から全体練習に復帰した大島僚太の存在だ。橘田は充実した表情で話す。 「リョウタさんは、ボールを受