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F通信note版

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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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2023年6月の記事一覧

【F通信】大関友翔「結果を残す選手にならないといけない」

いじり役もいじられ役も担え、いつも明るくて元気な大関友翔。ルーキーながら色んな選手やスタッフと気を遣うことなくグイグイといけるコミュニケーション能力もあり、みんな愛されているキャラクターだ。ミックスゾーンで取材を受ける際も一つひとつの質問に対して丁寧に答えるコメント力も兼ね備えていることもあり“ちょっとヤンチャな好青年”という言葉がしっくり来る。 そんな大関をよーく見てみるとプロ加入当初との違いに気付くことがある。それは体が少し大きくなったこと。時間をかけて多くの食事を摂り

【F通信】みんなから愛されたチャナ

誰かと話しているとき、相手がくしゃっとした笑顔を見せてくれると、本心で笑ってくれていると感じたり、心から笑ってくれていると感じることができる。そういった愛嬌が人を惹き付け、親しみやすい存在へとなっていくのだと思う。チャナティップも同様に屈託のない笑顔をいつも見せてくれるからこそ、多くのサッカーファンから愛されているのだろう。 そんな誰からも愛されるチャナティップがタイリーグ1部のBGパトゥム・ユナイテッドへ完全移籍することが発表された。 振り返ればフロンターレにやってきた

【F通信】山田新の“らしさ”

ルヴァンカップ第6節の湘南戦。82分に投入された山田新が“らしさ”溢れるプレーでゴールを逆転につながる同点弾を挙げた。その“らしさ”とは背後への動き出しからDFに当たり負けない粘り強くボールを運んでいくプレーから強烈なシュートを叩き込むプレー。ゴリゴリの推進力でゴールに向かう姿が、まるで重戦車のようだった。 その得点から2日後の6月20日(火)。公開練習で行われた紅白戦でも、相手を吹き飛ばすほどのフィジカルの強さや、迫力のあるプレーで奪取したPKでゴールも決める活躍を見せた

【F通信】名願斗哉 プロデビューから約3ヶ月後の変化

3月8日(水)、ルヴァンカップ グループステージ第1節の清水戦のスタメンに高卒ルーキーの名願斗哉が名を連ねた。高揚感と緊張感──。2つの感情が同時にこだまするプロデビューの瞬間だった。しかし、結果は自分のよさである積極的なドリブル突破を発揮することができずハーフタイムで途中交代。試合後のミックスゾーンの表情から悔しさが伝わってきた。 「初めて試合に出て、ゲームに入り切ることができなかった…。自分の力を出すことができなかった…」 あれから約3ヶ月。清水戦以降公式戦のピッチに

【F通信】小林悠のゴールが人を猛烈に熱くさせる

6月8日(木)、麻生グラウンドのミックスゾーンで報道陣に呼び止められた小林悠が少しはにかんだ表情で言った。 「疲れました(笑)。暑かったので(笑)」 疲れの理由。それは当日の麻生グラウンドでの公開練習を見学した方なら分かるはずだ。湿気のある暑さのなか、天皇杯2回戦にスタメン出場したメンバー以外で紅白戦は強度が高かった。局面、局面でバチバチした球際やお互いに迫力ある攻撃姿勢。小林も何度もボールを受けるために動き出してゴールへと向かっていった。ただ、その「疲れました(笑)」と

【F通信】相手にとって怖い存在に

6月5日(月)に水曜日に開催される天皇杯2回戦 栃木シティFC戦に向けて報道陣に対してオンライン取材が行われた。 そこで口々にしていたのはU-20W杯での悔しさ、経験、世界との差。特に印象的だったのは「日本には上手い選手は多いが、世界には怖さがあった」という言葉だ。どんどんゴールに迫ってくる海外選手は結果に貪欲さがあり、果敢にゴールへ向かってくるプレーは相手を押し込むことにもつながる。これから、永長が目に見える結果を残していくためのヒントを得ることができた大会となったのだろ