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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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#登里享平

【F通信】登里享平「全員が同じ方向を向いて戦うことができた」

気温と湿度が高く、立っているだけでも汗が吹き出てくる。とにかく天皇杯準々決勝の新潟戦はタフな戦いだった。そのなかでプレーをするのだから体力の消耗はいつも以上に激しかっただろう。ただ、サッカーは個人競技ではなくチームスポーツ。声をかけ合いながら誰かが倒れそうになったとしても、助け合って励まし合って全力で走る。そして感情を共有することで一体感が生まれ、強さへとつながっていくものだ。 これは逆境になればなるほど重要なこと。新潟戦も先制点を許したあとに、延長戦で逆転に成功するもラス

【F通信】あの一撃から数日後

圧巻だった前節の柏戦で追加点を奪った登里享平のシュート。シュートまでの過程も第10節の福岡戦で自身6年ぶりのゴールを生んだ脇坂泰斗とのホットラインからバイタルエリアに侵入した形は鮮やかで、なんと言っても利き足とは逆の右足を振り抜いた放ったボールの威力は凄まじかった。その後、ゴールパフォーマンスで子どもと約束していたウルトラマンの必殺技「スペシウム光線」を披露するつもりだったが、アクシデントもあって有言実行ならず。それにしても、なぜ「スペシウム光線」だったのだろうか。それは単純

【F通信】登里享平「強気に自分たちのサッカーをして勝ちにつなげたい」

第30節の柏戦からスタメン復帰してから安定感を見せる登里。より際立っているのはフリーランニングだ。味方選手のスペースを空けたり、自らがスペースに飛び込んでいくことで相手陣内深い位置へと侵入をしていく。前節の札幌戦でPK獲得を誘発したシーンではインナーラップから巧みな足さばきで橘田健人へラストパスを供給した流れからだった。あのような形がピッチで体現されるのも登里がピッチに立っているからこそ。登里も「自分のコンディションも上がってきているので相手を見てどこでランニングするのか、ど

【F通信】登里享平「リーグタイトルは絶対に取りにいかないといけない」

7月20日(水)のパリ・サン=ジェルマン戦から戦列復帰した登里享平。直近のルヴァンカップ準々決勝第2戦 C大阪戦にも先発出場を果たし、冴えるカバーリング力やスペースを突くパスなど攻守両輪で存在感を発揮した。しかし、試合は2点をリードする展開の中、終盤に2失点を喫してアウェイゴールの差で準々決勝敗退という結果に終わった。もちろん悔しさもあるが、まだJ1リーグのタイトルが残されている。登里も力を込めて言葉にする。 「ACLも天皇杯もルヴァンも敗退して、あとはリーグのタイトルしか

【F通信】登里享平「3連覇を取りにいく強い意思を持って」

副キャプテン2年目となる登里享平。明るいキャラクターでチームを引っ張り、フロンターレを支える頼れる存在だ。そんな登里が、2019年に成し遂げられなかったリーグ3連覇への挑戦に向けて、意気込みを語った。 「前回リーグ戦を2連覇したときに3連覇できなかったですし、今年はACL制覇を目標にしつつ、ルヴァンカップ、天皇杯もあります。昨年も苦しかったですが、今年はさらに厳しいシーズンになると思っています。その中でコミュニケーションをとりながら全員で同じ目標に向かって、みんなが成長しな