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F通信note版

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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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2023年7月の記事一覧

【F通信】小林悠がフロンターレを熱くさせる

7月26日(水)から全体練習に合流した小林悠が先週末のFCバイエルン・ミュンヘン戦でスタメン出場し、試合後のミックスゾーンでは開口一番に「楽しかった」と白い歯を見せていた。久しぶりのピッチで一つひとつのプレーの感触を確かめながら体を張ってポストプレーや一瞬でマークを外してトラップが成功すれば決定機になるチャンスを創出。それらのプレーだけではなく頂点に存在感のある背番号11がいてくれることはチームにとって大きなプラスとなっていた。 トレーニングでも誰よりもサッカーを楽しんでい

【F通信】帰ってきたマルシーニョ

サイドを切り裂くスピードスター マルシーニョが帰ってきた。 負傷で離脱していたが「1日でも早く回復してチームの助けになりたい」という強い思いでリハビリに励み、いい状態で復帰してきてくれた。これはチームにとって大きなプラス材料。何度もグングン仕掛けて、DFの背後へ抜け出す動きはフロンターレの攻撃力を格段にアップさせるだろう。 また、プレー面以外でもいつも眩しい笑顔を見せる男がピッチに帰ってきたことでパッと雰囲気も明るくなるし、麻生グラウンドに見学に訪れているサポーター一人ひ

【F通信】脇坂泰斗の凄みと感謝

ここ最近、脇坂泰斗の守備が凄い。以前に「戻って危ない場面を消しながら最後に守り切ることを意識するようになった」と話していたように予測をしてアグレッシブにボール奪取や、リアクションではなく自らがアクションを起こしてマイボールにする場面などが際立ってきている。さらに脇坂の強みである多彩な攻撃を創り出していく背番号14の背中はより逞しさが増してきた印象だ。 前節の横浜FM戦も攻守において強度の高いプレーを表現していくことでチームの勝利に貢献。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた

【F通信】チョン ソンリョン 常に成長を続けるGK

超反応のシュートストップでチームを救うチョン ソンリョン。たとえGKとの1対1の局面になったとしても絶妙な間合いの詰め方で死守してくれる。「ピンチになってもソンリョンがいるから大丈夫」と思わせてくれる存在だ。 そんなソンリョンはレベルアップ真っ最中。スタメンを争う上福元直人の「いいところを勉強した」と話すようにビルドアップの面を見て学び、麻生グラウンドでもキックの自主トレに励んでいった。そうやって、色んな刺激を受けて自らが常に “成長したい”という強い思いをもって行動してい

【F通信】佐々木旭 “疾風勁草に知る”

前節の名古屋戦で2点ビハインドのなか途中投入された佐々木旭。リーグ戦は5月20日のJ1第14節の横浜FC戦以来となる出場だった。ピッチに立つと視線は前を向き、どんどん仕掛けてチームの攻撃スイッチを入れようと果敢にボールを運んでいく姿勢は「俺が結果を残すんだ」という言葉が聞こえてきそうだった。 そんな佐々木が公式サイトのプロフィールに書かれている座右の銘は “疾風勁草に知る”。苦難に遭ってはじめて、その人の意志の強さや節操の堅さが分かることを例えた言葉である。佐々木も開幕スタ