【F通信】塚川孝輝「チームを引っ張る。仲間のために走る」
ACL後に怪我をしてしまったことで、戦線離脱することになったが第18節のジュビロ磐田戦で久しぶりにメンバー入りし、途中出場でピッチに立った。続く第19節のC大阪戦もメンバー入りを果たし、徐々にコンディション状態も向上してきている。
「自分がメンバーに入っているということは勝ち切るための戦術のタスクが大きいと思う。またチャンスが来た時に結果を出せるように頑張りたい」
もちろんスタメンで出るための準備をしているが、途中出場でもチームに貢献するために意識しているのは「チームを引っ張る。仲間のために走る」こと。強度を上げて、勝利へと導くワンプレー、ワンプレーを意識しながらピッチに立つことで、熱いプレーを見せてくれるのが塚川という選手の良さの一つでもある。
これまで様々なポジションをこなし、左サイドバックやセンターバック、アンカー、そして現在は練習でインサイドハーフもプレーしている。それぞれ、求められる役割も変わってくるが、どんな場所でも「自分が出たら中に入っていくのは得意なので、そこで自分の良さを出していきたい」と塚川が話すように、ダイナミックに、勢いのあるプレーでゴールに関わっていくプレーに期待したい。
(高澤真輝)