見出し画像

【F通信】河原創 吸収して学ぶ

昨シーズンの夏にフロンターレに加わった河原創はすぐにボランチで存在感を示した。豊富な運動量でボールを刈り取る守備力はもちろん、攻撃の潤滑油となるパス配球など攻守でチームを支える存在となっていった。

今シーズンは初めて沖縄キャンプからの参加。「去年からみんなと一緒にやっているので、周りの特徴をより理解しているからこそ合わせるのも大事ですが、自分のプレーをすることが1番大事。自分自身のところを高めていきたいです」とトレーニングから質、強度を高い水準で披露し、さらなる活躍を予感させていた。

また長谷部茂利監督の指導にも刺激を受けている様子だった。

「監督のやりたい大枠のなかで細かい修正点も出てきているし、すごく充実した1日に送ることができています。これまで色んな監督もとでプレーしてきましたが、それぞれの監督には色があります。なので今年も求められるものも少しずつ違うので個人としても色んなものを吸収し、学びながらできています」

そんな沖縄キャンプを終えて河原は言う。

「監督が求めていることも分かりやすいので、少しずついい状態になってきていると思います。シーズンの開幕が近付いてきて楽しみな面もありますが、シーズンを通して戦っていくことが大事になるので、そこに目を向けてやっていきたいです」

ここまで順調に準備を進め、自身のコンディションもどんどん上がっている。そんな河原が今シーズンに掲げる目標は「とにかく多くの試合に出て、自分のプレーをして結果を出す」こと。2025年、河原の活躍が色濃くピッチに映し出されるのを楽しみにしたい。

(高澤真輝)

いいなと思ったら応援しよう!