【フロ街diary】震災から13年。Mind-1ニッポンプロジェクト復興支援活動
3月10日(日)、Mind-1ニッポンプロジェクト復興支援活動の一環として新百合ヶ丘駅にて選手たちによる街頭募金を行いました。
あの東日本大震災から13年が経ちます。復興は進んでいますが、まだところどこに爪痕が残っている地域もあるのが現状です。また、時間の経過に伴って記憶や関心が薄れて震災の風化が懸念されるようになってきました。
だからこそ「支援はブームじゃない」を合言葉に様々な活動を実施してきたフロンターレが毎年2回ホームゲームで開催している「陸前高田ランド」や今回のような募金活動を通して、あの日のことを思い出し、知ってほしい。それが大きな役割なのではないかと感じます。
今回、街頭募金に参加した選手たちも、それぞれが様々な思いをもって参加していました。
「実際に僕たちは去年の年末に陸前高田市に行きました。いまの状況を目で見たり、現地の方の話を聞いて様々なことを感じました。だからこそ、まだまだ活動を続けていかなければいけないと思いますし、心から笑えるような環境にしていけるような取り組みをしていきたいと思っています」(上福元直人)
「これだけ多くの方に集まってくださったし、改めて素晴らしい活動だなと感じました。サッカー選手はサッカーをするだけの職業ではありません。こういった活動を通して色んな方々に影響を与えられる存在でもあると思います。これからも率先してやっていきたいし、みんなが一つになって継続してやっていきたいです」(山本悠樹)
「昨年、選手会で陸前高田市に行ったときに当時の映像や津波で流されてしまった物を見ました。もちろん復興は進んでいると思いますが、心に傷を負っている方もいらっしゃると思います。そういった方々に少しでも元気を与えたい。それは今回のような活動もそうだし、ピッチでサッカーを楽しんでいる姿を見せていきたいです。また、こういったタイミングだからではなく、これからも続けていくことが大切だと思っています」(脇坂泰斗)
今後も東日本大震災を風化させることなく、支援活動を継続していくことで現地に笑顔を届け、次世代にもつなげていってほしいですね。
また、街頭募金は3月11日(月)の18:00~19:00にもJR南武線「武蔵溝ノ口」駅・東急田園都市線「溝の口」駅 ペデストリアンデッキにて実施します。参加者はクラブスタッフ、川崎フロンターレU-12選手、ふろん太、カブレラ、たかたのゆめちゃん、中西哲生さん、中村憲剛さん。ぜひ時間のある方はご協力、よろしくお願いします!
(高澤真輝)