![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/174302250/rectangle_large_type_2_469f386f0510cb001c7f2dbb986b8cd2.jpeg?width=1200)
【F通信】山口瑠伊「早く試合がしたい」
新生フロンターレの開幕戦となったACLE浦項戦。ゴールマウスに立ったのは山口瑠伊だった。沖縄キャンプからコンディションがよく、持ち前の速い反応スピードで際どいシュートも止め、攻守のどんな局面でも大きな声を張り上げてチームを盛り上げて存在感を示していたからこそつかんだスタメン。「山口については練習から非常にいいですし、GKが高いレベルでポジションを争っているなかで誰が悪いではなくて、よかったという判断です」と長谷部監督が話していたように日頃のパフォーマンスが評価された形だった。
立ち上がりからチーム全員で統一された守備でマイボールにしていき攻撃では4得点。多くのピンチはなかったが、山口も最後まで集中を切らさずチームに安定感と安心感を与えて無失点でタイムアップの笛を聞いた。
「全体的に攻守ともにすごくよかったと思います。自分たちがキャンプからやってきたサッカーをしていい結果につなげることができました。みんなの切り替え、DFラインの守備に対して一つになって長谷部さん(長谷部茂利監督)の指示をしっかりと聞いてピッチで表現できたと思います。クロス対応も課題でしたが、すごくいい集中力をもってほとんど防ぐことができたのでセンターバックに感謝です。無失点で終えられたのは守備の人間としてうれしいこと。このまま無失点にこだわってやっていきたいです」(山口)
![](https://assets.st-note.com/img/1739354794-pCiFbqkhtXWJMOn4rS9d1lRu.jpg?width=1200)
試合翌日、川崎に帰ってきて3日後の週末にはJリーグ開幕戦を控える。過密日程ではあるが「次の試合に向けてワクワクしているし、楽しみにしています。早く試合がしたい」と屈託なく笑う山口は言った。
「この勢いのままJリーグで結果を出して優勝を目指してやっていきたいです」
リーグ開幕戦の名古屋に出場すればJ1デビューだが、いつもと変わらず最善の準備をする姿勢は変わらない。ゴールマウスに立ったとき最高のプレーを見せ、さらにチームを勢いづかせる勝利を手にしてほしい。
(高澤真輝)