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F通信note版

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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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#大島僚太

【F通信】大島僚太 一歩一歩

先週から全体合流をしている大島僚太が楽しそうだ。ボールを止めて蹴ってマークを剥がしたり、狙いすましたシュートでゴールネットを揺らしたり、チームメイトとプレーを擦り合わせる作業や取材中の表情を見ても充実していることが伺える。練習試合にも短い時間ながらも実践に復帰し、一歩ずつ少しずつ完全復活への道を進んでいる。 「練習試合では、久しぶりに試合の雰囲気を感じられて懐かしい感じがした。個人として10分から25分ぐらいピッチに立てたの収穫だし、1つの自信にもなった。もう少し選手たちと

【F通信】大島僚太がもたらす至福の時間

背番号10がボールを触る瞬間、自然と前のめりになって「どんなプレーをするのか」「どうやって相手を剥がすのか」とワクワクしながら想像をする。ただ、その想像を越えてくるのが大島。卓越したポジショニングから難しいかなと思えるようなエリアへのパス配球や、柔らかい身のこなしから相手を交わすなど、数々のプレーに対して咄嗟に“上手い”という言葉を口にしてしまう。それは試合だけではなく、麻生グラウンドでの練習も同じ。一つひとつの高い技術や味方と気持ちいいコンビネーションに関わっていく姿、そし

【F通信】大島僚太「大きな拍手があるホームでプレーできるのは痺れる」

前節・鹿島戦の72分。背番号10のユニフォーム着た大島僚太がベンチから見えるとスタジアムは大きな拍手が響き渡った。J1第19節 C大阪戦以来のピッチだ。大島も久しぶりに味わう等々力の雰囲気に「大きな拍手があるホームでプレーできるのは痺れるものがあるなと感じた」と話すように、最高の空気が包まれた瞬間だった。 試合は終盤にかけて押し込まれる展開となり、ボールを保持する時間が多くはなかったものの、相手のパスコースを遮断する動きやプレスをかけるところ。そして、ルーズボールに対しても

【F通信】大島僚太「次の試合も100%で臨める」

J1第17節の札幌戦で10試合ぶりに復帰した大島僚太は、4-3-3のアンカーから積極的にボールを受けて一気にチャンスを創出する鋭いパスで攻撃を活性化させていった。同点ゴールのシーンもトラップからパスまでの流れるような動作で知念にボールを入れたシーンから。その他にもハイレベルな技術を局面で披露して、周りの選手たちも躍動。ボールを握りながら真ん中からもサイドからも攻撃を仕掛け続けるフロンターレらしいサッカーを全開で表現できたのは大島の存在が大きかった。 あの熱い試合から数日が経