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F通信note版

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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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2024年1月の記事一覧

【F通信】遠野大弥 強い意志と覚悟

「オフも休んでリフレッシュしたあとは、体がウズウズしてずっとトレーニングしていました。やんちゃだと思われがちだけど、こう見えて僕は真面目なんですよ(笑)」 そうやって、いつも明るくてチームを盛り上げている遠野大弥が笑った。鋭い動き出しや、クイックネスに相手を切り裂くドリブル。さらに最大の武器である足を振り抜くシュートなどで存在感を示しているのは、自主トレの成果とも言えるだろう。そんな意識高く取り組んできた背景には強い思いがある。 「結果にこだわり続ける、自分の特徴を出し続

【F通信】自分の体と向き合う姿勢

1月20日の新体制発表会見を終え、一度川崎に戻っていた新加入選手たちも早速グラウンドで汗を流したキャンプ6日目。この日も笑顔ありの集中したトレーニングが行われた。着実にチームの土台は積み上がっており、チーム全体の目や頭を揃えながら、選手それぞれの個性を発揮できる準備が進められている。 ここまでハードな練習が続き、新加入選手たちの移動などそろそろ疲労も見えてくるころ。それでも全体練習が終われば、ほとんどの選手が自主的にボールを蹴り続ける。さらに毎日、グラウンドからホテルまでを

【F通信】山本悠樹「サッカーが上手くなりたい」

「サッカーが上手くなりたいんですよ」 そう言って眩しいほどの笑顔を見せ、沖縄キャンプ中のトレーニングも楽しそうにボールを蹴っているのが山本悠樹。「同年代の選手が多いので、馴染みやすかったのかなと(笑)」と白い歯を見せたように、うまくチームのなかに溶け込んでいる様子だ。 プロ5年目にフロンターレに新加入した山本はパスセンスやテクニックで中盤を支配し、戦術理解度に優れる司令塔。その特徴を練習のなかで積極的に出そうと頭を整理させながら取り組んでいる。 「ポゼッションの練習でグ

【F通信】歓迎セレモニーとワクワク感

1月17日(水)、沖縄キャンプを実施している赤間総合運動公園サッカー場にて歓迎セレモニーが行われた。 地元の方々の明るさもあり、あたたかい雰囲気に包まれたセレモニーは選手・スタッフも自然と笑顔になっていった。「色んな形でサポートしてもらっています。だからこそ期待に応えていきたいです」と鬼木監督が話すように、感謝の気持ちを込めて約2週間の練習に取り組んでいく。 迎えたキャンプ2日目。グラウンドでは心肺機能を高めながらチームの根っことなるコンセプトを落とし込む作業が行われてい

【F通信】フロンターレVer.2024 始動

1月12日。練習前のミーティングでは鬼木達監督が「タイトルを獲るためには強度や技術をもう一段上げていかないといけない」と力強く話して、2024年のフロンターレが始動した。初日から2部練習を実施し、午前・午後ともにフィジカルやボールを使ったトレーニングで汗を流した。 今年は多くの新加入選手が加わったが、誰一人として浮いている選手はいない。それぞれが積極的にボールや口で言葉を交わして笑顔が多く見られた。フロンターレは新しい選手を受け入れる暖かい雰囲気がある。G大阪から加入した山