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F通信note版

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川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
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2023年11月の記事一覧

【F通信】脇坂泰斗 “光輝燦然”

今シーズンも最終盤戦に突入。この1年間、Jリーグで燦然と輝くパフォーマンスを披露した選手の一人が脇坂泰斗だ。 靭やかな身のこなしで相手のマークを振り切るボールテクニックに加えて、受け手の歩幅やスピードに合わせたスルーパス。それらの技術から幾度なくチャンスが創出していく。相手チームは背番号14をどう抑えるかをポイントにして向かってきていたが、これを毎回上回るクオリティーの高さは圧巻で、自らも9ゴールを挙げてキャリアハイの数字に到達。そんな今があるのは、自分に矢印を向け続けてサ

【F通信】高井幸大 全力青年

練習後の報道陣の囲み取材で、いつもほのぼのしていて和やかな雰囲気を作り出しているのが高井幸大。そのなかで、いつも口にする「頑張ります」。その言葉から感じるのは熱意や意欲。「僕はサッカーで手を抜いたことがないし、毎日全力でやっています」と話すようにトレーニングやピッチ外でもハードワークを続けている。そのすべては自分がレベルアップしていくため──。 「練習で自分の良さや課題を改善するために取り組むことはもちろんですが、より自分が活躍するためにはサッカーだけではなくてピッチ外のと

【F通信】早坂勇希 積み重ね

麻生グラウンドで早坂勇希の大きな声が聞こえてくる。年齢関係なく指示を出して、盛り上げる。そしてGKチームの練習も一つひとつのシュートに対してこだわりをもってセービングすることを繰り返して努力を続けているのが早坂だ。 「全力でやることもそうですが、信頼を勝ち取るために365日ケガなく健康でい続けることを意識しています。そのなかで徐々に信頼を勝ち取っていかないといけないですし、妥協を許さないこと、キツいときこそ頑張ることが大事ですから」 その積み重ねがレベルアップにもつながっ

【F通信】宮代大聖 ゴールへの思い

ACLグループステージ第4節のBGパトゥム・ユナイテッド戦の試合終了間際。山根視来のロブパスに抜け出した宮代大聖がボールにバックスピンをかけながら放ったループシュートでダメ押しとなる4点目を奪った。「イメージ通りでした。練習からGKの空間を見る練習をしていたので、それが生きたのかなと思います」と話すように、シュートを打つときに意識していたGKとゴールまでの空間を把握し、宮代らしい高度な技から生まれたゴールだった。 もちろん、そういった技術があったからこその得点だったがゴール

【F通信】ゴミス「チームに貢献する姿勢を」

リーグ前節の柏戦にスタメン出場したバフェティンビ ゴミス。攻撃のターゲットになり、力強いキープ力でボールを収める能力の高さを示した。また、オフサイドの判定で得点には認められなかったが山根のラストパスをダイレクトで合わせてゴールネット揺らしたシーンは“ワンタッチゴーラー”の片鱗も披露。この試合を見て、間違いなく言えるのはコンディションが上がってきているということだろう。 ただ、ゴミスは試合後に「ゴールを決めてチームに貢献したかった思いが強い」と話していたように欲しいのは結果。