【F通信】知念慶「シーズンを通してスタメン争いできる選手に」
2月28日、報道陣のオンライン取材に応じた知念慶選手。見る人を熱くさせるプレーで2試合連続ゴール中の背番号20が、今シーズンに懸ける思いを語りました。
勝利のためにスプリントを繰り返し、迫力を持ってゴール前に入り込んでいく。そんな攻守で貢献度の高いプレーをしているのが知念慶だ。第9節の横浜F・マリノス戦では素晴らしいヘディングシュートを決め、中2日で迎えた第2節の鹿島アントラーズ戦では鋭い左足のシュートで先制点を決めた。
歯を食いしばってピッチを走り、強い気持ちを持ってプレーする背番号20の背中は大きく感じる。その存在感が増している一つの要因が「川崎のサッカーは連続性や強度が高い。走力は求められる」ことから取り組んでいる走り込みだ。自分自身に矢印を向けて、トレーニングを積み重ねてきたからこそ今の好調ぶりに繋がっている。そして、個人としてもプロ6年目のシーズン。2022年に懸ける思いも強い。
「去年は出場時間がなかなか残せなくて優勝はしたけど物足りなさもあった。今年はいいスタートを切れましたし、今の状態を落とさないように、シーズンを通してスタメン争いできる選手になっていきたいと思っています」
これからも知念の熱いプレーはフロンターレに勢いをもたらし、見ているサポーターに勇気を与えてくれるだろう。3月2日(水)に開催される、第10節 浦和レッズ戦でも強い気持ちで等々力のピッチを駆け回る。
(高澤真輝)