【F通信】三浦颯太の心強い復帰
ついに左サイドの切り込み隊長・三浦颯太が帰ってきた。
「やっぱりサッカーは疲れるものですね(笑)。先週もほとんどの練習メニューに入っていたので、感覚は戻りつつあるかなと思っています」
シーズン序盤はガンガン仕掛けるドリブルでチームに勢いをもたらしていっただけに、J1第6節の横浜FM戦での負傷離脱は痛手だった。あれから約3ヶ月が経って全体合流をした三浦は全てのメニューをこなし、練習後にはボールフィーリングを確かめるようにタッチライン際を意識したパス&コントロールに取り組んだ。それは離脱期間中から自分がチームの勝利に貢献したい思いを強く持ち続けていたからこその行動である。
「常に自分が試合に出たらどういったプレーをするのかイメージしていた。夏場は厳しさもあると思うので、チームが勢いに乗れないなかでも僕が運動量をもって走っていきたい」
週末の柏戦が終われば中断期間に入り、その後は佳境に突入していくリーグ戦、ルヴァンカップに加えてACLもある。絶対に負けられない試合ばかりが続く。この痺れる戦いを前に背番号13が戻ってきたのはフロンターレにとって心強い。
(高澤真輝)