【F通信】遠野大弥「僕の特徴を生かしつつ自信につなげたい」
2月17日(金)に開催されたJリーグ開幕戦の横浜FM戦。遠野大弥はインサイドハーフのポジションからハードワークをしてゴール前にも飛び出すなど攻守でチームを支えた。特に印象的だったのは19分。デザインされた攻撃から佐々木のラストパスに抜け出した遠野がシュートを放った場面だ。周りとのいい距離感から生み出したスペースにボールを呼び込む。遠野ならではの動き出しからの決定機創出だった。
「僕はFWやワイドとの関わり方を意識しています。ビルドアップもそうだけど、より前に入ったときに自分がどうシュートを打てる位置にいるのか。より起点を作れる場所にいられるかを意識しています。僕の特徴であるどこからでもシュートを打てることを生かしつつ、自分の自信につなげていきたいです」
そう遠野が話すように、味方と連携をしながらどうすればゴールにつなげることができるのかを考えてプレーに実行することができているからこそ開幕戦のようなシーンを作り出すことができたのだろう。これからも多くの決定機に絡みながら、より自信を深めるゴールを奪ってくれることに期待していきたい。
そして迎える今週末に控える鹿島戦。「開幕戦はチャンスを多くことができていたので決め切ること。作っても最後にネットを揺らさなければ意味がない。そこにフォーカスして戦いたいです。鹿島は強度高く来ると思うので、僕らも受け身にならずに自分たちが戦う気持ちを前面に出して勝ちたいです」と遠野が意気込むように、チャンスを仕留め、強度で相手を上回って勝点3を持ち帰りたい。
(高澤真輝)