【F通信】山田新 練習試合で2ゴール!
2月17日(金)に行われた横浜FMとのJリーグ開幕戦。2点を先行されるなかで投入されたのが大卒ルーキーの山田だった。プロサッカー選手として立つ等々力のピッチは高揚感と緊張感が入り交じり、いつもとは違う空気感を感じたという。
「普段とは違う緊張感があった。高まりすぎる部分もあったので、冷静さも必要だと感じました。ああいった試合展開で途中から出たときに、戦うところと冷静にやるところを分けて戦うことが重要なんだと感じました」
最初は誰もが通る道だろう。だからこそ、この経験は次へとつながるはずだ。
そして翌日の18日に行われたHonda FCとの練習試合では貪欲にゴールを狙って後半にCBとの駆け引きから大関友翔のアウトサイドクロスを合わせる。また、永長鷹虎が獲得したPKを冷静に決めて2得点の活躍を見せた。ただ「アピールできた部分はあるけど、昨日と同じ課題も出た。そこは練習から意識してしっかり目的をもって取り組んでいきたい」と山田。満足することなく、公式戦で勝利に貢献するためにトレーニングに臨んでいく構えだ。
次節のJリーグは来週末の2月25日(土)の鹿島戦。「優勝に向けて負けられない試合。途中かスタメンかは分からないけど、得点をとることが大事。スピードとパワーを生かしたプレーを見せながら、ゴール前で自分のプレーを見せていきたい」と意気込む山田がゴールを奪うことに期待したい。
(高澤真輝)