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【Voice!】2025年川崎フロンターレ加入内定 土屋櫂大(川崎フロンターレU-18)


2025シーズンの新戦力として川崎フロンターレU-18所属の土屋櫂大選手の加入が内定しました。フロンターレU-18ではキャプテンとしてチームを牽引。対人戦やカバーリング能力にすぐれたDFです。将来のディフェンスリーダーとして期待がかかる土屋選手に話を伺いました。

──トップチーム昇格内定の話を聞いたときの率直な感想を教えてください。

「トップチームに上がることだけを目指してアカデミー生活を送ってきたので、素直に嬉しかったです。家族もすごく喜んでくれました」

──土屋選手のプレーヤーとしての特徴を教えてください。

「自分の一番の特徴は対人だと思っています。空中戦や地上戦、球際の勝負で熱いプレーを見せて、トップチームに上がっても観客やサポーターの皆さんに少しでも喜んでもらえたら嬉しいです」

──土屋選手は川崎フロンターレU-13からアカデミーに入りました。トレーニングを積んでいくなかで成長した部分はどんなところだと思いますか?

「やっぱりフィジカル面は格段に上がったと感じています。コロナ禍の時期もトレーナーの方々にいろいろサポートしていただきました。もちろんトップチームに上がったら体も技術もよりレベルアップしなければいけないですが、トレーニングマシンや食事等、本当に恵まれた環境でサッカーに打ち込むことができています」

──U-18に上がってから何度かトップチームの練習に参加し、今年の夏も長期間練習参加しました。改めて感じていることはありますか?

「まずトップチームで練習できること自体が本当に楽しいです。プロの先輩たちが周りにたくさんいて、ワンプレーワンプレーが刺激になりますし学ぶことがたくさんあります。短期間でも自分自身の成長をすごく感じられるので、すごくいい経験をさせてもらっているなと感じます。それと同時に、トップチームのFWの選手とマッチアップするとこのままじゃ自分は通用しないと痛感するときがあるので、トップチームに上がるまでの半年間、もっと自分自身に矢印を向けて成長しなければいけないと感じてます」

──やはりアカデミー世代とトップチームではレベルや感覚の違いが大きいですか?

「当然ですがプレースピードや球際の強さが全然違います。それは実際に練習に参加してすごく感じている部分です」

──ただ練習の様子を見ていると、球際で強く行ってボールを収めるシーンも何度かあります。

「五分五分のボールでたまたまマイボールになったっていう場面が多いかもしれないです(笑)。もっともっとレベルを上げないとプロでは通用しないと思っていますし、そういった場面では確実ボールを取れるぐらいに成長しなければいけないです」

──フロンターレU-18の活動も残り少なくなってきました。チームの目標、個人としてのテーマはありますか?

「クラブユース選手権ですごく悔しい思いをしました(日本クラブユースサッカー選手権準優勝)。いまこうしてトップチームの練習に参加させてもらっているので、プロの基準をU-18に持ち帰ってチームに還元したいです。またキャプテンとして周りのみんなをサポートしながら引っ張っていく意識をより強く持たなければ、U-18プレミアリーグ優勝はできないと思っています。自分自身が置かれている立場をちゃんと理解して、チームとしてはプレミアリーグ優勝、ファイナル優勝を成し遂げたいです。個人としてはそういった戦いのなかで違いを作れる選手にならなければいけないですし、来年もっと成長した姿を見せられるように頑張らなきゃと思っています」

──今年のフロンターレU-18はどんなチームですか?

「選手同士、監督と選手間でのコミュニケーションがすごくとれているチームだと思います。ピッチ内外で仲がいいというか、たくさん喋れる選手ばかりなので、そういったものがうまく試合に表れていると思います。ただ逆にチームが悪かったときに言いづらい一面もあるので、そういった雰囲気に流されずに言わなければいけないときは自分がちゃんと話をしてチームをバランスよくまとめていかなきゃと思っています」

──キャプテンとしての役割があると思いますが、ピッチ内外で心がけていることはありますか?

「やっぱり1人ひとりの個性やプレーの特徴があるので、お互いに理解しあえるよう学年に関係なくなるべくたくさんの選手と話すようにしています」

──高校生活も残り半年ですが、何かやっておきたいことはありますか?

「サッカーがあるので修学旅行に行けなかったですし、文化祭も体育祭も出られなかったんですよね。ただ今年は何か被らなければ体育祭や文化祭に出られそうなので楽しみたいなと。あと球技大会でサッカーをしたいです(笑)」

──では最後に、今後の抱負とサポーターの皆さんにメッセージをお願いしいます。

「来シーズンまで半年近くあるので、この夏練習参加した経験をふまえて、もっと成長しなければいけないと思っています。それからプロサッカー選手になるという自覚を持って過ごさなきゃいけないなと。プロの世界は本当に厳しいものだと思うので、周りの選手よりもさらに努力をして1日でも早くプロの試合のピッチに立ちたいです。まずはU-18でチームが結果を残せるように。そして応援してくださるサポーターの皆さんに勝利を届けられるよう頑張るので応援よろしくお願いします」

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