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【F通信】大南拓磨 魂を込める

ここ数試合は勝ち切れない時期を過ごしているが目の前の相手に勝つことだけを考えてトレーニングして試合に挑むことでチームと選手は少しずつ成長を遂げている。「とにかく目の前の相手に勝つことだけを考えている」と話していた大南拓磨も最終ラインで体を張った守備と磨きをかけている空中戦で跳ね返し、真骨頂であるスピードを生かしたカバーリングや迫力のある攻め上がりでチームを支えてきた。ただ結果から目を反らしてはいけない。

「現状を受け止めなければいけない。でもフロンターレには力の選手がいるから何か1つ歯車が合えば連勝して流れにも乗っていけるはず。開幕前に自分が思い描いていたシーズンとは違うけど、受け入れて自分たちを信じてやっていきたい」(大南)

ここから勢いに乗っていくためにも今週末の磐田戦は勝点3が是が非でも欲しい一戦。前回対戦では大量失点の4-5で敗れていて大南もDFとして責任感を感じて唇を噛んで悔しさを露わにしていた。だからこそ「失点せず勝ち切りたい」と言葉を強める。1つひとつのプレーに魂を込めて戦う背番号3が勝利をもたらしてくれることに期待したい。

また磐田はプロデビューしたクラブであり、アウェイチームとしてヤマハスタジアムでプレーするのは初めて。「懐かしい気持ちになるだろうし、ジュビロは個人的な思い入れもあるので、すごく楽しみ」と大南。様々な感情が入り交じる試合で”俊足のグレズリー“が躍動してほしい。

(高澤真輝)

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