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【マッチデープログラム384】2021.9.29.Jリーグ第28節vsヴィッセル神戸

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川崎フロンターレのホームゲームで販売されている試合観戦ガイド「オフィシャルマッチデープログラム」を、note版としてお届けします。

本誌とは若干構成が変わり、記事ページを中心に本誌には掲載されていない試合前選手コメントや加工前のオリジナル画像もアップされています。

今節はリーグ第28節ヴィッセル神戸戦です。

表紙インタビューは、“ここぞ”という場面で頼りになる小林悠選手。対談企画はプロ13年目の同期、登里享平選手と安藤駿介選手のクロストーク中編をお送りします。

また試合に向けた鬼木監督メッセージ、試合のみどころ、対戦チーム紹介、試合前コメント、脇坂泰斗コラムといった記事を掲載しています。

試合会場にお越しいただく方も、お越しいただけない方も、観戦のおともに、試合の振り返りに、お手元のスマートフォンまたはタブレット、PCでご覧ください。

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■小林悠インタビュー
「まだまだ成長できると思っている
等々力で強いフロンターレを見せたい」

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チームが苦しいときにゴールを奪い、勝負の流れを変える。
ピッチの先頭に立ち、コンスタントに得点を積み上げてきた。
ここ一番で頼りになるストライカーは、まだまだ止まらない。

──シーズンは終盤戦に入ろうとしていますが、ここまでのチームの戦いぶりをどのように見ていますか?

「シーズン前半戦の多くの試合に出ていたカオル(三笘薫)とアオ(田中碧)が海外に移籍して、怪我人も出て中断期間明けから難しい試合が続いたなというのが正直な感想です。ルヴァンカップはショッキングな敗退でしたし、ACLもラウンド16敗退という結果に終わりました。ただ、ACLに関しては怪我人も多い中で、選手それぞれが最善を尽くしてひとつになって戦いました。もちろん悔しさの方が大きいですが、過去の結果は変えられません。頭を切り替えて、次の目標がはっきりしたところはあります」

──ACL韓国遠征から帰国し、厳しい状況の中で徳島、鹿島とリーグ戦のアウェイゲームで連勝しました。

「スタートの選手、途中から出る選手、チーム一丸となって戦った結果だと思います。日本に戻ってきてからバブル方式で試合をしているのでまだ家にも帰れていない状況ですが、チームで行動する時間が長い分、みんなと話す機会も多いですし、一体感が増しているのを感じています」

──中断期間明けからメンバー構成やポジション、選手の組み合わせが多少変わり、チームとして新しい攻守の形を構築している最中とも言えますが。

「そうですね。人が変わればサッカーが変わる部分もありますし、チームとして成長していく上ですごく大事な時期だと思っています。結果が出ないと心理的に落ちてしまうので、まず結果にフォーカスすることで内容もついてくるんじゃないかなと」

──やはり我慢強く戦いながら結果を求めていくことが重要でしょうか。

「そうですね。どんな展開になったとしても、自分たちから崩れないのが一番だと思います。勝ち切れない試合が続くとうまくいかないなという空気になりがちですが、一喜一憂せずに切り替えて次に向けて最高の準備を続けていくことで、一歩ずつ優勝に近づくと思います。だから結果が出なかったとしても、悲観的にならない方がいいんじゃないかなと。終わった試合は終わった試合として、次に向かっていくことの方が大事です」

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