川崎フロンターレ
鬼木達監督
大南拓磨

──ジョホール戦に向けて。

鬼木監督
「選手たちの努力で4連勝することができ、自分たちでグループステージ突破できる状況を作り出せたことを嬉しく思っています。グループステージを突破することだけに集中して戦いたいですし、明日が実質ホーム最終戦。それにふさわしい熱いゲームをして、自分たちのミッションをクリアしたいと思います」

大南
「ホーム最終戦になるので、しっかり勝って自分たちの力でグループステージ突破を決めたいと思っています」

──鬼木監督と大南へ。ジョホールとの前回対戦は苦しい戦いでしたが、明日の試合で警戒したい点を教えてください。

鬼木監督
「アウェイとホームでは多少、戦い方が変わるかもしれませんが、相手の力は非常に高いです。特に外国籍選手を含めた前線はクオリティとパワーがあるので気をつけたいです。組織としても全員でハードワークしてくるチームでもあるので、勝つためには自分たちもハードワークしなければいけないと思っています」

大南
「まずは球際で負けないことが大事だと思います。攻撃面の特徴がある選手が多いので、自分たちが攻撃の時間を長くできるようにボール保持をしたいです」

──鬼木監督へ。今年は苦しいシーズンだが、10月以降は負けていません。改めて元のチームの姿を取り戻せている要因は？

鬼木監督
「苦しいかどうかは別として、実際に勝てていない時期が初めてという選手も多かったと思います。そこで重要だったのは勝つときもあれば負けるときもあるなかで、自分たちから崩れないこと。自分も選手も自分自身に矢印を向けながら向上していく意志の強さがあり続けたからこそ、チームとしてぶれずに崩れずにやってこられたと思います。ちょっとした球際のこだわりなどで勝利をつかめるようになりましたが、チーム全体としてそういったところが重要なんだと改めて気づくことができました。やり続ければ結果がついてくると選手は証明してくれたと思います。特別なことよりもやるべきことをやった結果、得点も取れるようになってきました。徹底できるようになったという印象です」

──大南選手へ。リーグ前節の鹿島戦後に感極まっているような姿が映像で見たのですが、あれは気のせいですか？

大南
「気のせいですね」

──ジョホールには右サイドにスピードのある選手がいますが、彼の印象は？

大南
「スピードを生かしたドリブルで攻撃の違いを生み出している選手です。ミーティングしているなかで名前も挙がっているので、チームとして注意している選手の一人です。しっかり球際で戦うことで特徴を消せると思うので、徹底してやっていきたいです」

以上