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【マッチデープログラム434】2024.5.11.J1リーグ第13節vs札幌


川崎フロンターレのホームゲームで販売されている試合観戦ガイド「オフィシャルマッチデープログラム」を、note版としてお届けします。

本誌とは若干構成が変わり、記事ページを中心に本誌には掲載されていない試合前選手コメントや加工前のオリジナル画像もアップされています。

表紙&インタビューは橘田健人選手。麻生グラウンドリレートークは車屋紳太郎選手×宮城天選手(前編)をお届け。さらに安藤駿介選手×田邉秀斗選手「ボーイズビーアンビシャス特別対談」、エリソン選手の「少年時代」、U23アジアカップから帰国した高井幸大選手のミニインタビューをお送りします。そのほかにも試合に向けた鬼木監督メッセージ、試合のみどころ、対戦チーム紹介、試合前コメントといった記事などを掲載しています!

試合会場にお越しいただく方も、お越しいただけない方も、観戦のおともに、試合の振り返りに、お手元のスマートフォンまたはタブレット、PCでご覧ください。

■MF8 橘田健人
「チームのなかで替えが利かない存在になりたい」


豊富な運動量でボールを奪ってボールを前へ運ぶ
その力強さがフロンターレの中盤を支えている
さらなる高みへ。自分に矢印を向けて成長を期す

──今年はどのような思いをもってシーズンに入っていますか?

「個人としてずっと試合に出続けたいですし、チームのなかで替えが利かない存在になりたいという思いでシーズンに入りました。だから結果を残してチームに貢献したい思いを強く持っています。そのためにゴールやアシストといった数字にこだわりながら、ボールを奪い切る守備で試合を観ている人に明らかにいいプレーしていると思われるようなプレーをやり続けられる選手になっていきたいです」

──今年は中盤で相手との駆け引きで前を向いて攻撃に出ていくプレーがさらに多くなった印象があります。

「中盤で前を向ける選手がフロンターレには多くいるので、自分もやっていかなければいけないと思っていたプレーでした。ドリブルやターンで相手を剥がすと等々力が沸いてくれるし、ビッグチャンスにもつながる。トラップで相手を剥がすプレーが上手いヤスくん(脇坂泰斗)のプレーを見て真似したりして、ずっと練習してきたプレーでもあるので、少しずつ試合でも出せてきているのかなと思います」

──ずっと練習してきたプレーの1つなんですね。

「そうですね。自陣でターンするときはボールをもらう前の準備やミスを恐れずにプレーすることが大事になります。もちろん自陣でボールを受けてターンをするのは怖さもありますけど、そこで恐れずにチャレンジしていくメンタリティーがすごく大事なんです。そういう点も少しずつ良くなってきている感覚はあります」

──橘田選手のプレーから怖がらずに前へ前へという姿勢を感じます。

「止まってプレーすることが大事なときもあるけど、僕は昔から推進力をもって前に出ていくプレーは得意でした。オニさん(鬼木達監督)からもどんどん前に出て行っていいと言われているので、より特徴を出していきたいと思っています」

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