川崎フロンターレ
鬼木達監督
山本悠樹

──試合に向けてのコメントをよろしくお願いします。

鬼木監督
「山東とのアウェイゲームで勝利をすることができましたが、いったん忘れて自分たちはこの一戦に懸ける思いでいます。今シーズンのホーム一発目でもあるので、自分たちのサッカーを見せて勝ちたいです」

山本
「第1戦はアウェイで難しい試合になりましたが、勝ち切ることができました。ホームで自分たちがキャンプで積み上げてきたものを出して勝ち、次のステージにつなげていきたいです」

──鬼木監督と山本選手へ。第1戦で山東と戦った印象と、第2戦でポイントになりそうな点を教えてください。

鬼木監督
「山東はパワーのあるチームだと思います。前線の外国人選手も含めてシンプルに体の大きさがありますので、タフな戦いが予想されます。ただ、自分たちのホームゲームですし、素晴らしいピッチで試合ができます。自分たちらしいサッカーで勝利をつかみたいです」

山本
「前線に特徴のある選手がいて、勢いに乗せてしまうと厄介な相手になります。第1戦のような展開が続くと難しくなってしまう部分もあると思うので、自分たちがボールを保持して試合をコントロールしながら進めていければと思っています」

──山本選手へ。チームにフィットしている印象ですが、手応えを感じている点や今後で考えていることがあれば教えてください。

山本
「個人としてのプレーは第1戦での出来は満足していません。もっと中盤で技術を発揮してゴールとアシストに絡んでいかなければと思っています」

──鬼木監督へ。引き分けで勝ち抜けられる条件です。ベンチワークを含めたマネジメントも重要になってくると思います。そういった条件を含めて選手に強調していこうと考えていることを教えてください。

鬼木監督
「この条件がアドバンテージだと思っていません。とにかく、この試合に勝つことが突破に向けて重要なこと。そこに全力で取り組んでいきたいです。長年、選手たちと共有できているところもありますが、自分からのメッセージは必要になると思います。それに応えてくれる選手たちなので信頼して試合に臨みたいです」

──鬼木監督へ。連戦のなかでどのような起用を考えていますか？

鬼木監督
「コンディションのいい選手を選びながら起用したいです。ほとんどの選手が公式戦を経験しているので、連戦ではありますが高いモチベーションで挑めると思います。また、今日のトレーニングも非常にいい顔をしてやっているので、自分が普段見ているものを信じたいと思います。選手たちはいい表情で試合をしてくれるのではないかなと思っています」

──鬼木監督へ。17時キックオフですが、改めてサポーターへの呼びかけをよろしくお願いします。

「まず、このメッセージを言える場をいただきありがとうございます。17時キックオフは皆さんの生活を考えると難しいタイミングだと思います。今まで自分がやってきたなかでサポーターの力は計り知れないものがあると感じてきました。今年のホーム初戦でもありますし、サッカーは最後の最後で勝負が決まります。もしかしたら後半に間に合う方、終盤に間に合う方でも足を運んでくださるとチームの力になります。どんな形でも足を運んでいただいて後押ししていただければと思っています。ホームゲームだから勝てるという保証はないです。少しでも勝つ可能性を広げられるのはサポーターの皆さんの力も必要です。明日は天気も心配ですが、ぜひ来てください。お願いします」

──山本選手へ。初の等々力でのプレーになりますが、どんなプレーを見せたいですか？

「ホームチームとして等々力でプレーするのは初めてになります。あまり緊張するタイプではないのでリラックスしてやれればなと。それが一番いいプレーを出せることにつながるので、いつも以上に冷静にプレーすることを心がけたいです。対戦相手として等々力で試合をしたときは、相手のペースになると止められない、飲み込まれるような印象がありました。そういった雰囲気を作ってくださるファン、サポーターの方がたくさん来てくれると思うので、そんな皆さんと一緒に戦いたいです」

以上