【F通信】チャナティップ「結果につなげられるプレーヤーに」
タイ代表活動から帰ってきたチャナティップ。「正直、疲労はあります」と話していたが、シリア戦、UAE戦と試合に出場したことでプレーのキレはむしろ上がっている印象。4月3日(月)の公開練習でも調子のよさを窺える場面もあり、フロンターレでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか期待感が高まった。
チャナティップが直近で試合に出場したのは今季リーグ戦初スタメンとなったJ1第5節のC大阪戦。あの日の攻撃を活性化させるプレーの数々に目を奪われる人も多かっただろう。ただ、本人が求めているのは結果だ。
「C大阪戦は周りの選手もよかったと思います。そのおかげでいいプレーができたと思っています。ただ、いいプレーをするだけではなく、結果につなげられるプレーヤーにならないと意味がない。これからも、もっともっといいプレーをしていかなければいけないと思っています」(チャナティップ)
そしてミッドウィークには等々力でルヴァンカップグループステージ第3節の浦和戦が行われる。まだルヴァンカップでは勝ち星がない状況なだけに、是が非でも勝利が欲しい一戦。だからこそチャナティップは言葉を力に込める。
「カップ戦はチームとしてもとりたいタイトルです。ルヴァンカップでは、まだ勝点3をとることができていないので、どうにか勝点3、とにかく勝点3をとって次のゲームにつなげられるようなサッカーをしていきたいです」
巧みな技術を生かして味方と連携しながらゴール前へ侵入することで、フロンターレの得点機会も増えていくはず。浦和戦もチャナティップらしいプレーで勝利に貢献してほしい。
(高澤真輝)