【F通信】マルシーニョ「練習でどれだけしっかりシュートを打ち込めるかが大事」
左サイドからスプリントをするとスタジアムが一気に沸き、期待感が膨らむ──。今のマルシーニョはキレのあるドリブル突破や、周りとのコンビネーションからペナルティエリア内に侵入する迫力。そしてゴールを確実に仕留める決定力は、相手にとって脅威となり続けている。前節の鳥栖戦でも、スピードに乗った仕掛けがストロングポイントにもなり、セットプレーからカウンターで綺麗な放物線を描く鮮やかなロングループシュートを決めて勝利に大きく貢献した。そんなマルシーニョの好調ぶりについて、本人は常日頃の練習の成果が試合に発揮されていると語った。
「本当に常日頃の練習が大きな要因じゃないかなと思う。自分は攻撃的な選手だし、練習の中でどれだけしっかりとしたシュートを打ち込めるかかが大事。1試合に1、2本のシュートがあるし、もっと多い時もありますけど、少ないチャンスでどれだけ決められるか練習からやっていかないといけない」
自分自身と向き合い、常にレベルアップするためにトレーニングを積んできたからこそ今季9得点という結果を出すことができているのだ。
そして、週末は中2日で湘南戦。準備期間も短いが「しっかり短い期間の中で勝てるように準備していきたい」とマルシーニョ。3連覇を成し遂げるためにも、1試合1試合を全力で戦い、最高のプレーをピッチで表現する。
(高澤真輝)