【F通信】遠野大弥「100試合、150試合と積み重ねて自分の価値を上げていきたい」
常に強い気持ちを前面に出してプレーをする遠野大弥。屈強な相手にも怯むことなく体をぶつけてボールを奪い、相手に逆を取られようとも食らいついて粘り強い守備を見せる。そして、最大の強みは攻撃面。インサイドハーフの位置からスルスルっと得点確率の高いエリアへ侵入してパンチ力のあるシュートでゴールを狙っていく。
そんな遠野は次の試合に出場するとJ1通算50試合目となる。「コンスタントに出場できている証拠。100試合、150試合と積み重ねて自分自身の価値を上げていきたい」と話すように、見据えるのは、まだまだ先。ここから大きく成長していくのか楽しみだ。
迎えるJ1第26節の福岡戦。遠野にとっての古巣戦となり、様々なことを学んだ長谷部茂利監督が率いるチームでもある。以前に「シゲさんからは、色んなことを学びました。走ることや、全員で守備をすること。当たり前なことだけど、当たり前のことをやり続けるのは難しいこと。そういった当たり前をやり続けることができているのはシゲさんのおかげですし、シゲさんなくして今の僕はいません」と話していた恩師の前で自分のプレーを見せたいところだ。
アウェイの地で「いつもどおりプレーしたい」と意気込む遠野が福岡戦もチームのために走り回る。
(高澤真輝)