4月7日（木）、脇坂泰斗選手が報道陣のオンライン取材に応じ、チームについて、今週末に控える柏レイソル戦への意気込みを語りました。

4月最初の3連戦は2連戦が終わり、1分1敗。ここ2試合で勝利できていない状況に歯がゆさを感じているサポーターもいるだろう。だが、中2日ですぐに試合はやってくる。脇坂泰斗が「試合は立て続けに来るので、目の前の試合を見据えてやっています」と話すように、チームは切り替えて修正点は改善、良いところはもっと伸ばしていこうと前を向いてトレーニングに励んでいる。

前節の磐田戦は先制点を許す展開となったが最後まで諦めずにアディショナルタイムで同点に追いつけたことはプラス面。長いシーズンの中で大きな勝点1を手にしたとも言えるだろう。だからこそ、次に繋げるためにも今週末の柏レイソル戦で勝利を引き寄せるために必要なのはゴール。そのために必要となる一つの要素について、脇坂は「得点は点が入り始めたら入るもの。でも、取れていないことは問題がある。質やシュートを打つときのサポート。打つと決めた選手のサポートがあれば違う判断が出てくる。そういうところは出していきたいです」と語った。

チャンスは作れている。あとはゴールをいかに奪うか。その中で期待されるのが脇坂だろう。彼は良い形でボールを引き出して、ストライカーに決定的なパスを供給することや、自らが危険なエリアに侵入することでゴールを脅かすこともできるプレーヤー。柏戦は「絶対に勝ちたい」と意気込む背番号14に注目だ。

ACL開幕前、最後のホームゲーム。フロンターレらしい魅力溢れるサッカーで勝利を手にしてほしい。

（高澤真輝）