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【マッチデープログラム433】2024.5.2.J1リーグ第11節vs.浦和レッズ


川崎フロンターレのホームゲームで販売されている試合観戦ガイド「オフィシャルマッチデープログラム」を、note版としてお届けします。

本誌とは若干構成が変わり、記事ページを中心に本誌には掲載されていない試合前選手コメントや加工前のオリジナル画像もアップされています。

表紙&インタビューは、ファン ウェルメスケルケン 際選手。麻生グラウンドリレートークは佐々木旭選手×山内日向汰選手(後編)。「少年時代&父親時代」こどもの日特別編 小林悠。Player‘s Room 早坂勇希「僕が皆さんにオススメしたい本」を掲載。そのほかにも試合に向けた鬼木監督メッセージ、試合のみどころ、対戦チーム紹介、試合前コメントといった記事などを掲載しています!

試合会場にお越しいただく方も、お越しいただけない方も、観戦のおともに、試合の振り返りに、お手元のスマートフォンまたはタブレット、PCでご覧ください。

■DF31 ファン ウェルメスケルケン 際
「ポジティブな感情でサッカーと向き合う」


強い対人守備で負けないディフェンス力に加えて
的確な状況判断からボールを運んで好機を広げる
巻き返しへ背番号31がSBから勢いをもたらす

──際選手はいつも笑顔で明るくて、まるで太陽のようですね。

「いやいや(笑)。でもチームにいるときは、なるべく明るくしようと思っています。ポジティブなほうが楽しいですから。だからグラウンドでポジティブな声をかけていますよ」

──際選手自身もポジティブ思考な性格ですよね。

「そうですね。もちろん色々考えることもありますけど、僕はネガティブが好きではない。ポジティブにモチベーションを上げてやっていきたいタイプだし、対戦相手からしてみれば試合中にポジティブな声が多く出ていると嫌だと思うんですよね。だから、僕はそういった声をかけるようにしています」

──そんな際選手はJ1第9節東京V戦で、富士フイルムスーパーカップ以来のスタメン出場でJリーグデビューを飾りました。

「スーパーカップから時間が空いたので緊張していましたが、やっとデビューできる喜びもありました。その一方で自分ができることを見せないといけない思いもあったので、色んな感情がありましたね。また、チームが苦しいなかでネガティブになるのは簡単だけど、チームメイトやサポーターも含めてポジティブな声がかかっていたことでポジティブなマインドで戦えました。そういった楽しい環境でプレーできていたからこそ勝ちたかった試合でした」

──富士フイルムスーパーカップで決勝点を挙げてから、Jリーグデビューまでどのような思いをもってトレーニングに臨んでいたのでしょうか。

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