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【F通信】瀬古樹「気負うことなく伸び伸びと自信をもってできている」

2月26日(日)、麻生グラウンドにて大宮との練習試合が行われました。スコアは2-3で終了。今回は攻守両面で体を張ったプレーを披露した瀬古樹選手にお話を聞きました。

「逆転しにいくぞ!」

前節の鹿島戦。1点ビハインドのなか、79分に途中投入された瀬古樹に対して鬼木達監督から強い言葉をかけられた。その気持ちは瀬古も同じ。勝利をつかむために、チームのために自分にできることを全て出し切ろうとピッチに立った。その姿勢があったからこそ、82分に退場者が出て、数的不利になってしまう状況になろうとも自分のよさを表現して、チームに力になっていく。

攻撃から守備への早い切り替えや、落ち着いてボール保持から相手を剥がすパス。そして同点弾につながるCKのキックも精度が高かった。「いて助かるようなプレーを意識しているし、自分のテーマにもしています。チームをうまく回すことができたらと思っています」と周りを生かしながら自分も生きるプレーを表現することで鹿島戦の逆転勝利につながっていったのだった。

「去年から、ずっと欠かさずに継続していることもあるし、スタッフと話してフィードバックももらっています。それに、もうここでやれないといけない。自分にも発破をかけてやっているつもりだし、去年よりも気負うことなく伸び伸びと自信をもってできていると思っています」(瀬古)

練習試合でも自信をもってチャレンジを続けてアグレッシブな守備やチャンスにつながるパスも配球していた。ここからスタメン争いに食い込んでいくために。瀬古は言う。

「昨日は結果につながったし、あれだけの熱いゲームを勝ち切ることが続いていけば自分の状況も変わってくる。それに今日、練習試合のスタメンで出ていたメンバーがもっとチームを盛り上げていかないと優勝は難しいとも思っています。本当に選手層を厚くさせていく意味でも、誰が出てもというのもそうだし、個人としてもスタメン争いに入りたい。そこは続けていきたいです」

1つひとつレベルアップしていくために積み重ね、積極的にアピールをしていく。

(高澤真輝)

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