2月27日（月）、23歳の誕生日を迎えた松井蓮之。当日は友人などたくさん連絡でお祝いされ、そのなかには寮長の早坂勇希と先輩の登里享平からスターバックスコーヒーのギフトチケットが届いた。「うれしかったです。ノボリさんは『おめでとう』という言葉はなくギフトだけ送ってくれたんですよ。そういうのカッコいいですよね」と笑顔で話していた。そして、同時に新たな1年に向けて思いも強まった。

「同世代の周りの選手が、どんどん活躍しています。だから僕ももっともっと活躍しないといけない。23歳を迎えて、改めて今年はもっと試合に絡みたい、そのために頑張っていこうという気持ちになりました。それに去年は悔しい思いをした。今年はもっとリーグ戦に絡んでいきたいし、カップ戦も含めてチームのタイトル獲得に少しでも貢献したい。どんどん先輩たちを追い越せる存在になっていきたいですし、もっともっとアグレッシブに自分のよさを出して、今シーズンは昨年よりも試合に絡んでいきたいです」

全体練習では自分のよさを発揮しようとプレーし、居残り練習ではいま自分に足りないことを反復練習して積み重ねている。「僕のよさは味方がボールをもったときにガンガン走ること。そこをアピールしていかないといけない。スタメンのミキさん（山根視来）の代えがいない状況なので、僕はSBだろうと試合に出たい。武器である積極性を見せていきたい」と松井が意気込むように、これからも練習や練習試合から積極的にプレーし続けることで成長していく姿に期待したい。

（高澤真輝）