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【F通信】脇坂泰斗「首位に立てていることを楽しみたい」

11月1日に、報道陣のオンライン取材に応じた脇坂泰斗選手。中盤のアンカーに入っている橘田健人選手との関係性、J1第34節 浦和戦に向けての意気込みを語りました。

直近の天皇杯準々決勝 鹿島戦で3得点に絡む活躍を披露した脇坂泰斗。正確無比なキックと、絶妙な立ち位置でボールを呼び込み、ゴールへの道筋を描いてプレーする姿は、とても頼もしい。好調であり続けているフロンターレを支えているのは背番号8の存在が大きいと言っても過言ではないだろう。

その中で終盤戦からアンカーに入っている橘田健人との関係性が向上しているのもプラス面に働いている。「お互いに特徴を活かし合いながらできていると思うし、分かり合えている感じが試合を重ねるごとに増している」と脇坂は話しており、お互いの特徴を引き出し合いながらプレーできているからこそ、それぞれが輝きを放つことができている。これからの試合も、どんなプレーを表現してくれるのか楽しみだ。

チームとしては、目標に掲げてきたリーグ優勝が見えてきた。今節の浦和戦に勝利し、2位の横浜FMが引き分け以下となれば優勝が決まる。とはいえ、脇坂が「普段のゲームと変わらない」と冷静に話すように、フロンターレは目の前の試合で勝点3を重ねることのみを考えて臨む。いつも通り良い準備をして、最高の状態で相手を迎え撃つだけだ。

そのうえで「個人的には首位に立てていることを楽しみたい。ずっと目指してきた優勝が目の前にあるし、首位として戦える、強い相手と戦えることを楽しみながらやりたい」と脇坂。浦和戦も等々力でサポーターの後押しを受けながら全力でプレーし、勝利を掴み取りにいく。

(高澤真輝)

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