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【F通信】脇坂泰斗 悔しさをぶつける

ACLはラウンド16で敗退。悔しい結果で終わってしまっただけに喪失感も大きい。だが、脇坂泰斗が「自分たちが本気で目指していたタイトルを一つ逃してしまったので、すごく悔しい。でも、その思いを残りのシーズンやタイトルにぶつけていかないと意味がない」と前を向くように切り替えなければならない。この経験を糧に、もっとフロンターレが強くなるために。

「すぐリーグ戦も始まるので、敗戦を引っ張ってズルズルいくと1年間を棒に振ってしまう。そのために反省するべきところは反省をしてよかったところは、さらによくしていく作業がフロンターレを目指しているものに近づいていく」

ポジティブな面に目を向ければ新加入選手の特徴が発揮されることによって、増えた攻撃のバリエーション。そのなかで脇坂は様々な刺激を受けて頭のなかにあるイメージの幅も広がっている。そこに、精度や質を磨いていくことでチームとしても脇坂個人としても成長を遂げていくだろう。

そして迎えるリーグ開幕戦。直近の試合から中3日の試合になるが、選手たちのモチベーションは高い。

「スタートダッシュはリーグ戦を1年戦ううえで大事なこと。そこから波に乗っていくための最初のキーポイントになると思っている。それは自分たちが優勝したシーズン、優勝できなかったシーズンと色んな経験をして感じているところ。開幕戦は大事になる」(脇坂)

2024年のJリーグタイトル奪還への挑戦。ACL敗退からリスタートを切るフロンターレが開幕戦の湘南戦に臨む。

(高澤真輝)

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