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【マッチデープログラム377】2021.5.4.Jリーグ第12節vs名古屋グランパス

川崎フロンターレのホームゲームで販売されている試合観戦ガイド「オフィシャルマッチデープログラム」を、note版としてお届けします。

本誌とは若干構成が変わり、記事ページを中心に本誌には掲載されていない試合前選手コメントや加工前のオリジナル画像もアップされています。

今節はリーグ第12節名古屋グランパス戦です。

表紙インタビューは登里享平(お母様で書道家の登里恵月さんに題字をお願いしました)、クロストークは車屋紳太郎と神谷凱士の後編。試合に向けた鬼木監督メッセージ、試合のみどころ、対戦チーム紹介、試合前コメント、脇坂泰斗コラムといった記事を掲載しています。

試合会場にお越しいただく方も、お越しいただけない方も、観戦のおともに、試合の振り返りに、お手元のスマートフォンまたはタブレット、PCでご覧ください。

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■登里享平インタビュー
「周りから良い刺激をもらいながら
自分自身もまだまだ成長していきたい」

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攻守のバランスを取り、機を見た攻撃参加でアクセントをつける。 周りの選手の特性を最大限に引き出し、自分自身も生かされる。 プロ13年目のシーズン。“フロンターレのノボリ” はまだまだ健在だ。

──チームはシーズン開幕から着実に勝 点を積み重ねています。これまでのチーム状態をどのように感じていますか?
「チームとしては新しく入ってきた選手も含めてみんなでコミュニケーションを取りながら、昨年同様ここまで結果がついてきています。これまでの積み上げに 加えて新しいチャレンジもしていて、オニさん(鬼木監督)が勝ちながら成長しようと言っているように高い意識でサッ カーに取り組めているので、良いチーム 状態だと思います」

──登里選手個人としては昨シーズン終盤に肩の怪我をして、今シーズンはリハ ビリからのスタートでした。シーズンが開幕して考えていたことはありますか?
「チームとして結果も出ていて良い状態なので、そこに自分が入ったときに自分がどういうプレーができるかを考えてい ました。選手の特徴をつかむという意味で1人ひとりのプレーを見ていましたし、普段サイドバックをやっていないレオ(旗手怜央)のプレーぶりも新しい発見が ありました」

──最後に怪我はありましたが昨シーズ ンはコンスタントに出場を果たし、充実した1年だったと思います。オフシーズンはどのように過ごしていましたか?
「怪我が治るまで3ヶ月近くかかるということで、最初は体を動かせない状態だったのでひとまず太らないようにというの は心がけていました。あとは肩の怪我だったので、オフシーズンに子どもと遊べ なかったり抱っこできなかったのは寂し かったですね。まぁ昨シーズンの疲れを取ることと、今年フルで戦うための充電期間だと思っていました。年明けからチームのトレーナーに協力してもらいリハビリを始めたので、良い準備はできたんじゃないかなと。トレーナーには感謝しかないです」

──4月最初のリーグ大分戦(第7節◯川崎2-0大分)で復帰しました。
「練習の段階で多少怖さや肩の可動域の硬さが気になりましたけど、練習試合を2試合やったので大分戦では余計なことを考えずにサッカーに集中することができました。ひさびさに練習試合で実戦を やってみてプレー強度で多少ギャップがありましたが、それを公式戦の前に感じられたことが良かったです」

──復帰初戦からある程度スムーズに試 合に入れていたように見えましたが。
「自分としてはとにかく気を引き締めてゲームに入ろうという感じでした。慌てていないように見えたかもしれないです が、自分が出てチームの結果が伴わなかったらという不安や危機感があって、実際のところはけっこう緊張していました(笑)」

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