【F通信】永長鷹虎「自分が活躍している姿を見せたい」
U-20アジアカップで得意のドリブルからチームに活力をもたらしていた永長鷹虎。準決勝のイラク戦では左足からのスーパーゴールを決めるなど4強入りに大きく貢献した。そのプレーの数々は画面越しに見ていたサポーターたちの記憶に刻まれたことだろう。ただ、本人は満足している様子はない。
「普段はフロンターレでプレーしているので余裕が生まれるけど、周りの選手は試合に出ている人ばかり。そこでプレーすることによって自分がなぜ出られないのかが分かったし、自分に必要なものが分かった大会でした。アタッカーの選手なので結果を残すところ。守備や運動量は強度をもっと上げていかないといけないと感じました」(永長)
国際大会で様々なことを肌で感じ、どうすればもっと上手くなれるかを考えてサッカーと向き合っていく──。そのなかで求めていきたいのはJリーグで自分のプレーを発揮していくことだ。
「フロンターレで試合に出て活躍しないといけない。チャンスはあると思うし、自分の力を見せて自分が活躍している姿を見せたいなと思っています」(永長)
今シーズンでプロ2年目を迎え出場機会も増えていくだろう。「ゴール前のラスト1つのところで怖さを出すために、自分が出たらそれを見せて結果を出していきたい」と永長が話すように今週末に控えるルヴァンカップ グループステージ第2節の湘南戦も含めて、攻撃的なプレーでフロンターレの勝利に貢献していくことに期待したい。
(高澤真輝)