【マッチデープログラム特別版】2021.12.12天皇杯準決勝vs大分トリニータ
川崎フロンターレのホームゲームで販売されている試合観戦ガイド「オフィシャルマッチデープログラム」をnote版としてお届けします。
今回は天皇杯のため会場での販売はありません。オンラインのnote版のみの公開となります。
インタビューは遠野大弥選手、宮城天選手、そして来シーズンの加入が内定している佐々木旭選手。脇坂泰斗選手の連載企画。
また鬼木監督メッセージ、試合のみどころ、エルゴラッソ記者によるアウェイ情報といった構成になっています。
試合観戦のおともに、試合の振り返りに、お手元のスマートフォンまたはタブレット、PCでご覧ください。
■鬼木監督メッセージ
「強度を上げチームで意思統一し
サッカーができる喜びを体現する」
Jリーグが終了し、今シーズン天皇杯を残すのみとなりました。リーグ最終節後、優勝報告会やJリーグアウォーズ等イベントがありましたが、しっかり休養を取れましたし、気持ちの部分は天皇杯に切り替わっています。すごく集中したトレーニングができた週でした。
ただ、シーズン終盤戦で1年間の疲れもあると思うので、そこを頭に入れてトレーニングを進めたところはあります。みんなでスイッチを入れる感覚を持てば疲れがなくなるとまでは言いませんが、少なくとも疲れが最初に来ることはないと思います。
リーグ最終節の横浜FM戦は、強度だけでいえば今シーズン一番のゲームだったと思います。チームとしても個人としても、もっと向上しなければいけない気持ちにさせられた一戦でした。攻守で意識的に主導権を握る。そのためにはボールを取らなければいけない。強度を含めて意思を合わせるというサッカーの原点の部分、そして個々のプレーの精度を高めていこうとトレーニングを積んできました。
今回トーナメントの一発勝負なので、今までのリーグ戦の成績は関係ありません。まず頭を揃えることが必要です。あとはホームで試合ができるので、今シーズン最後の等々力で1年間積み上げてきたものを全力で出し切りたい。それはスタートのメンバーもサブのメンバーも同じです。リーグ戦が終わってからも活動できるJリーグのチームは限られているので、その喜びを感じつつ、フロンターレのサッカーを見せたいです。それが自分たちの使命だと思っています。
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