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【Voice!】ACLEリーグステージMD3 上海申花戦公式会見10月22日

■川崎フロンターレ
鬼木達監督
小林悠

──試合に向けての意気込みをお願いします。

鬼木監督
「1勝1敗で今節を迎えます。アウェイで簡単なゲームにはならないと思いますが、勝点3が必要になるゲームです。選手、スタッフ、現地にかけつけてくれるサポーター、画面の前で応援してくれるサポーターのためにも勝点3を勝ち取って日本に帰りたいです」

小林
「相手は中国リーグで首位のチームですが、しっかりと強い気持ちをもって勝点3を取れるようにいい準備をしたいです」

──監督に3つ質問があります。まず1点はJリーグでなぜ厳しいシーズンになってしまっているのか教えてください。2つ目、上海申花の印象を聞かせてください。3つ目は先日退任が発表されましたが中国で監督をされる可能性もありますか?

鬼木監督
「最初の質問ですが今シーズンは大きく選手、スタッフが変わったなかでのチャレンジでした。そこで自分のマネジメントでもっとやれることがありましたし、選手を生かしきれませんでした。自分の力不足でいまの順位にいると考えています。ふたつ目の質問はホームでの上海申花の戦い方は非常にアグレッシブで迫力があって、相手チームにとって脅威になるチームだと思っています。一瞬たりとも集中を切らしてはいけないゲームになるのではないかと想定しています。3つ目の質問ですが、次もエネルギーをもってやりたい思いは変わりません。それがどこの国というわけではなくすべてにおいて選択肢があると思っています」

──鬼木監督へ。退任発表後チームに動揺もあったと思いますが、どう感じていますか?

鬼木監督
「動揺があったかどうかは測るものがないのでわかりませんが、ガンバ戦に向かうまでの間はみんなのよそよそしさを感じました(笑)。ただガンバ戦のように最後まで全員がエネルギーをもって戦ってくれたことを考えると、また1人ひとりがエネルギーをもって戦えるという期待が大きいです」

──小林選手へ。1試合ずつ鬼木監督と戦える試合が減っていきますが、いままでと同じような感覚で臨むのか。それとも違う強い気持ちで臨むのか。いかがでしょうか。

小林
「オニさん(鬼木達監督)の退任が決まったから頑張るとか、それは選手として違うと思います。いままでどおり全力を尽くすのが自分にやれることです。オニさんと一緒にできる試合を噛み締めながらベストを尽くしたいです」

──鬼木監督と小林選手へ。上海申花には前線、最終ラインに大きな選手がいます。そういったチームに対してどう戦っていきたいですか?

鬼木監督
「攻守でコンパクトに戦い続けないといけないと思います。こちらが間延びしてしまうと相手の走力が生かされるので気をつけたいです。高さの話も出ましたが、下で戦えるのであればそちらが選択肢になってくると思います。攻撃的に戦い続けることで守備の時間も軽減されると思うので、ボールを動かすことが重要だと思っています」

小林
「高さで勝負をすれば難しくなるので、自分たちのサッカーで崩していければと思っています」

──鬼木監督へ。多くのサポーターが壮行会で羽田空港に駆けつけました。サポーターの声援を受けて試合に向けてどのように調整していますか?

鬼木監督
「あれだけ多くのサポーターが駆けつけてくれたので、勝って帰るという思いいます。上海に来てからはルヴァンカップ、ガンバ戦での疲労もあったのでコンディションの回復を優先しています。今日の練習もあるので、自分たちがいい仕事をして試合に向かっていきたいです」

──鬼木監督へ。退任発表後初のACLEになります。クラブとしてACLEのタイトルを目指す途中での退任になりますが、次につなげたい思いというのはいかがでしょうか。

鬼木監督
「自分たちが獲ったことがないタイトルなので強い思いをもっています。川崎フロンターレというクラブをアジア、世界に名を知ってもらいたい思いもあります。自分は退任しますが、最後までしっかりとした役割を果たして結果を残して来年以降につなげていきたいです。自分の思いというよりも選手、スタッフ、サポーターすべての人の思いです。とにかくそれぞれの思いを受けながら1試合1試合を戦っていきたいです」

以上

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