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【F通信】遠野大弥「どこで出ても自分の良さを出せることが強み」

3月4日(金)、第10節の浦和レッズ戦で今季初スタメン出場した遠野大弥選手が、報道陣のオンライン取材に応じました。

シーズン序盤戦から好調の遠野大弥は、開幕戦のFC東京戦はコーナーキックからレアンドロ ダミアンの決勝点をアシスト。続く第9節の横浜F・マリノス戦では、得点とはならなかったが、高い精度のコーナーキックを披露した。そして、ここまでの活躍や練習でアピールし続けたことで前節の浦和に今季初のスタメン出場。左ウイングのポジションから強気な姿勢を見せ続けていった。

「常に相手が嫌がるプレーすることを意識した」と話すように、積極的に背後へ走り、中に入りながらニアゾーンに侵入。また、前半の途中から左サイドバックに入った塚川孝輝との良い連携から前へ前へとボールを運ぶことでチームにリズムが生まれていった。0-1でリードを許した展開から、後半に盛り返して逆転勝利できたのは遠野と塚川の左サイドのアグレッシブさがあったからこそと言ってもいいだろう。

序盤戦からインサイドハーフで出てもウイングで出ても特長を出すことができている遠野。それは、去年のフロンターレ1年目で過ごした時間が大きかったという。「去年の1年は学びがあったシーズン。それを生かすシーズンにしたいと思っていた。やっぱりどこで出ても自分の良さを出せることが強みなので、そこは去年よりは増えている」。どのポジションで出ても遠野らしいプレーができるのは頼もしい限りだ。

週末の3月6日(日)に迎えるのは第3節のガンバ大阪戦。「鹿島戦、浦和戦と良い試合ができたが、一喜一憂せず臨みたい。前の試合の浦和の後半みたいにテンポよくボールを回して、焦れずに相手のスキを突いていきたい」と、遠野が意気込むように開幕戦から続いている連戦を勝利で締めくくりたい。

(高澤真輝)

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