【F通信】「常にリョウタさんのプレーを見て、色んなものを吸収したい」橘田健人
激闘の連戦を5連勝で締めくくり、約2週間が空いてから迎える今週末の清水戦。この期間に設けられたオフで橘田健人は「しっかり体を休めるために家で疲労を取って、買い物に行けていなかったので、洋服を買った」そう。
選手それぞれが、しっかりリフレッシュできたからこそ、チームは良い状態で試合に向けた準備ができているのだろう。
また、トレーニングでは橘田にとってもプラスなことが。それは怪我から全体練習に復帰した大島僚太の存在だ。橘田は充実した表情で話す。
「リョウタさんは、ボールを受けたときに相手を見ながらプレーすることや、相手の逆を取るプレー、味方が受けやすいところにパスを出してあげる技術や、ゴールに直結するスルーパスも出せる。僕もそういったプレーができるようになりたい。リョウタさんはお手本になる選手だし、日本で一番上手い選手。常にリョウタさんのプレーを見て、色んなものを吸収したい」(橘田)
大島のプレーをよく観察することで学べる点は数多くあるはず。スポンジのように吸収して、レベルアップしていく姿に注目だ。
そしてリーグ戦残り6試合で、迎える第33節清水戦に向けて、橘田は「相手はカウンターで速い攻撃やクロス攻撃が得意なチームなので、起点を作らせないようにリスク管理を意識してプレーしたい」と意気込んだ。
攻撃から守備に切り替わった瞬間に背番号22が攻撃の芽を摘み取り、攻撃につなげていく――。そんな、橘田らしいプレーを存分に発揮してフロンターレが勝利を掴みたい。
(高澤真輝)