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【F通信】大南拓磨「サポーターのためにも勝ちたい」

前節の鳥栖戦は悔しい敗戦だった。センターバックとサイドバックで奮闘した大南拓磨も「立て続けに失点してしまった。時間帯によって割り切るところは割り切って、締めるところは締めると全員が理解をしてやっていかなければいけない」と唇を噛み締めていた。それでも試合後も声援を送り続けてくれたサポーターがいる。

「サポーターのためにも勝ちたい」

改めて、その思いを強くさせた。その期待や声援に応えるために、大南は切り替えて麻生グラウンドで真摯にサッカーと向き合っている。その取り組みが必ず結果につながると信じて。

「目の前の1試合1試合に100%以上の力で臨めば結果は付いてくる。本当に5月をターニングポイントにしなければシーズンの終盤で優勝争いするところに間に合わなくなってしまう。何が何でも勝つことを大前提にピッチに立ちたい」(大南)

今年はこだわって意識してきた空中戦の勝率も上がり、持ち前のスピードを生かしたカバーリングでピンチを未然に防ぐプレーはチームの助けにもなっている。さらには機を見た攻撃参加からチャンスを生み出すのも魅力の1つ。“自分がチームを引っ張っていく存在になる”。その思いと、覚悟をピッチで発揮してチームの勝利に貢献する背番号3に期待したい。

(高澤真輝)

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