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【マッチデープログラム386】2021.10.2.Jリーグ第33節vs清水

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川崎フロンターレのホームゲームで販売されている試合観戦ガイド「オフィシャルマッチデープログラム」を、note版としてお届けします。

本誌とは若干構成が変わり、記事ページを中心に本誌には掲載されていない試合前選手コメントや加工前のオリジナル画像もアップされています。

表紙インタビューは、一瞬でギアが上がるスピードを武器に、対戦相手のDFを翻弄するマルシーニョ選手。対談企画は静岡学園出身の、大島僚太選手と旗手怜央選手のクロストーク前編をお送りします。

また試合に向けた鬼木監督メッセージ、試合のみどころ、対戦チーム紹介、試合前コメント、脇坂泰斗コラムといった記事を掲載しています。

試合会場にお越しいただく方も、お越しいただけない方も、観戦のおともに、試合の振り返りに、お手元のスマートフォンまたはタブレット、PCでご覧ください。

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■マルシーニョ インタビュー
「優勝したいという強い気持ちを持って
チームでひとつになって最後まで戦い抜く」

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8月に加入し、デビュー戦でいきなり先制点に絡む活躍を見せた。一瞬でギアが上がるスピードを武器に、対戦相手のDFを翻弄する。大きな可能性を秘めたブラジル人アタッカーのボールタッチに注目だ。

─フロンターレへの加入が決まり、8月末にチームに合流しました。日本での
生活は安定してきましたか?
「来日した当初からクラブの方々が、家探しから始まり自分が生活するためのすべての面でサポートしてくれました。やはり私生活の充実がグラウンドでの充実につながると思いますし、実際不自由なく生活できてトレーニングに集中することができています。ブラジルではここまで手厚くサポートしてくれるクラブはないと思います。こうしてフロンターレの一員になれたことを嬉しく思っていますし、快く受け入れてくれたクラブとチームメイトに本当に感謝しています」

─来日後は隔離生活からのスタートでしたし、不安要素もあったかと思います。
「隔離期間は難しい時間でしたが、こういう状況なので入国のプロセスは尊重しなければいけません。その後クラブに合流してチームメイトに会うことができて、クラブの環境を知ることができました。合流して麻生グラウンドで練習する期間がありましたが、すぐにACL韓国遠征があってリハビリ以外の選手全員を連れて行くことが決まり、自分にとってはすごくプラスになったと思います。グループとして一緒に遠征することでチームメイトと過ごす時間が長かったですし、お互いのことを理解する時間になりました」

─徳島戦(第29節○川崎3-1徳島)が日本でのデビュー戦で、いきなりの先発出場でした。
「徳島さんの映像を観て素晴らしいチームだと感じましたし、難しいゲームになるかなと思っていました。多少緊張感がありましたし、自己評価としては感触は悪くなかったですが、良くもなかったかなと。ただ、ああいう早いタイミングでデビューできたのは自分にとってもプラスでしたし、多少なりともチームの力になれたんじゃないかなと思っています」

─その徳島戦で、持ち味のドリブル突破から勝負の流れを引き寄せるPKを獲得しました。
「どんな形であれチームの力になりたいという決意を持って、このクラブに来ました。PKだろうが、ゴールだろうが、アシストだろうが、チームに貢献できれば何でもいいんです。個人的にプレーが良くなかったら、他にできることをしようと思っています。例えばチームメイトが苦しくて走れないような状態であれば、自分が味方の分もカバーして走るといった部分もやりたいです。もちろん自分がゴールを取ってチームが勝てれば最高ですが(笑)」

─マルシーニョ選手個人としては、かなりひさしぶりの公式戦だったそうですが。
「約8ヶ月ぶりの公式戦でした。それまでずっと個人練習しかできなくて、自分は何をすればいいのか分からない状況が続いていました。ですからフロンターレと契約を結ぶことができるという話を聞いたとき、僕自身も家族も幸せな気持ちで一杯でした。こうしてフロンターレの一員としてプレーできることに喜びを感じています」

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