【F通信】鬼木達監督「覚悟を決めて戦おう」
怪我人や体調不良者の影響でリーグ前節の浦和戦は登録メンバー16人という状況で臨んだ。試合は1-3で敗れる結果となったが、チーム全員が歯を食いしばってゴールを目指す姿は胸を打つものがあった。ただ、「プロなので結果を求めていきたい」と鬼木達監督が話すように、自分たちが目指すのは勝利。この悔しさを晴らすためにも、どんな時でも勝利へ貪欲となり目の前の相手を上回っていくことだけを考えていく。
8月はルヴァンカップとリーグ戦では現在首位に立っている横浜F・マリノス戦が控えている。タイトル獲得へ向けて重要な試合に向けて、鬼木監督も言葉に力を込める。
「ここからの戦いはタイトルを取るために重要になる。選手たちにも覚悟を決めて戦おうと話している。一番は改めてこういう状況だから選手の方にも難しさがあって、少し要求が甘くなるところもあったかもしれない。そこは勝つための要求をしていこうというと話している。そういう戦いを今いるメンバーでやっていきたい」
そして明日はルヴァンカップ準々決勝第1戦のC大阪戦。ホーム&アウェイでの戦いとなりアウェイゴールが大きなウエイトを占める可能性もある。ただ、フロンターレとして集中するのは「まずは勝負に勝つこと。そこに優先しながら、ゲームの状況ではその時々で同じ引き分けならアウェイゴールが重要になるし、選手たちと何が大事かを共有しながらやりたい」と鬼木監督。チームの力を結集させて、アウェイで勝利をつかんで帰ってきてほしい。
(高澤真輝)