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【F通信】瀬川祐輔「どういう立場でも元気よくやるのが僕のよさ


怪我で離脱していた瀬川祐輔が復帰。湘南戦、札幌戦でチームがピンチのときに結果という形で救ってきた男が帰ってきたことはフロンターレにとって大きい。また、瀬川がいることで練習中の雰囲気もパッと明るくなる。声を出して盛り上げたり、選手をイジったりしてその場が笑顔に包まれていく光景は瀬川の人間性があるからこそだろう。

「どういう立場でも元気よくやるのが僕のよさだと思います。練習ではできるだけ盛り上げて楽しくやりつつ、こだわるところはこだわる。特に試合に出ていない選手だけで練習するときは意識して声を出すようにしています。そこで質が伴っていなかったらよくないですけど、質にこだわりながらもワイワイやるほうがみんなもリラックスしてできるんじゃないかなと。ただ引き締めるところは引き締める。シュートひとつ、パスひとつで声をかけ合いながらやれるように。もう僕も30歳になるので、そのあたりは意識しながらやっています」(瀬川)

自身として離脱している間にチームが上向きになってきた。その姿を見て瀬川も刺激を受けながらトレーニングに励んでいる。自分がピッチに立って活躍するイメージを持ちながら。

「競争があるのをわかったうえでフロンターレに来ています。怪我人がいるなかで試合に出るのと、ちゃんと全員いるなかで試合に出るのでは価値が違う。僕は試合に絡んだときにインパクトは残せているほうだと思うので、とにかく練習するだけ、準備はできています」(瀬川)

いま自分にできることをやり続けることが必ず結果につながる──。そう信じて真摯にトレーニングをしている瀬川。彼がピッチに立つとき、勝利へと導くプレーでスタジアムに駆けつけたサポーターを沸かせてくれるはずだ。

(高澤真輝)

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