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【F通信】マルシーニョ「自信」

ACLエリートの初戦となった蔚山戦。劣悪なピッチコンディションも含めてタフな試合となったが全員が体を張ってハードワークを続けた。左ウイングでスタメン出場したマルシーニョも守備面で2度追いするチェイシングで相手のプレッシャーを与え、攻撃に切り替われば懸命に前へスプリントを繰り返していった。

その1つひとつプレーを積み重ねていった結果が表れたのが54分。左サイドでボールを受けたマルシーニョが鋭く中へ切り込んで右足で巻いたシュートを決めて先制点を奪取した。この何度見ても唸ってしまうほどの鮮やかなゴールが決勝点となりフロンターレはACLエリート白星スタートを切った。

あのゴールシーンは自分の課題と向き合い、100%の力を出すために常日頃からトレーニングを続けてきたマルシーニョにとっても大きな自信になった。

「自分にとって最高な形でスタートできた。個人としてフィニッシュの部分を改善しなければいけないと思っていたなかで、練習の成果を自然と出すことができた。自分もあのようなゴールができるんだと自信にもなった。でも、まだまだゴールを決めないと。もっとゴールを決めて勝利に貢献していきたい」(マルシーニョ)

今週末には中3日で名古屋戦を控えている。連戦で疲労もあるだろうが「いま僕たちはグループとして強い気持ちをもって日々の練習や試合に挑んでいる」とマルシーニョが話すようにチーム全員が勝つための準備をしている。勝点3を積んで上位浮上へ勢いづきたい。

(高澤真輝)

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