見出し画像

【F通信】大島僚太がもたらす至福の時間


背番号10がボールを触る瞬間、自然と前のめりになって「どんなプレーをするのか」「どうやって相手を剥がすのか」とワクワクしながら想像をする。ただ、その想像を越えてくるのが大島。卓越したポジショニングから難しいかなと思えるようなエリアへのパス配球や、柔らかい身のこなしから相手を交わすなど、数々のプレーに対して咄嗟に“上手い”という言葉を口にしてしまう。それは試合だけではなく、麻生グラウンドでの練習も同じ。一つひとつの高い技術や味方と気持ちいいコンビネーションに関わっていく姿、そして時折見せてくれる笑顔を見られたときには、至福の時間だと言ってもいいだろう。。

5月25日(木)のミックスゾーンでは、いまチームとしては公式戦3連敗と流れに乗り切れていないが「自分たちがやるべきことをやる、各々が整理をしてこだわりをもって活動する。それは続けていきたい」と大島は語った。もちろん、うまくいかない時期が続いているが、今までフロンターレがやってきたことを繰り返し、試合に向けて準備をしていくことが必ず結果につながるはず。

今週末に控える柏戦はホーム等々力での試合。ここで大島が勝利へと導くプレーを披露し、満面の笑顔を見ることができたら、それこそ最高の週末だ。

(高澤真輝)

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?