【F通信】山田新のニックネーム
スピードとパワーを駆使してグングンとゴール前へと迫っていく山田新。昨年は特別指定選手としてルヴァンカップ準々決勝第1戦でデビューし、インカレMVPに輝いた逸材は今シーズンのルーキーイヤーから活躍が期待されている。
キャンプ中からも積極的にアピールし、実践形式の練習でも果敢にゴールを狙うシーンも数多く見られている。フロンターレの新たなストライカーとして名乗りを上げようとしている選手の一人だ。
そんな山田が「早く解決したい…」と話しているのがニックネーム問題。チームメイトから「シン」と呼ばれているため、もう一人の「シン」である車屋紳太郎と丸かぶり。だから数多くの指示が飛び交うピッチで本人は少し惑わされているという。
「練習でもシンくん(車屋紳太郎)が相手でボールを持っていて守備に行くときに周りはシンくんにボールを要求しますよね。だけど俺にも味方が指示を出すんですよ。シンが多くて分からなってしまうときがある(笑)。これは解決したいのですがいい案がなくて…(笑)。まったく関係ないのを自分で名乗るしかないですね(笑)」(山田)
山田新の「ヤマ」を切り取っても山村和也と被ってしまうため、新しいニックネームを作るしかない。「ニックネームは爽やかでフレッシュなのがいい(笑)」とは山田の言葉。いつか新たな呼び名が誕生するのか、それともシンが定着していくのか──。今後の動向に注目していきたい。
(高澤真輝)