マガジンのカバー画像

F通信note版

145
川崎フロンターレ公式アプリ「モバイルフロンターレ」内の「F通信」よりピックアップした記事や映像をお届けします。
運営しているクリエイター

2023年5月の記事一覧

【F通信】あの一撃から数日後

圧巻だった前節の柏戦で追加点を奪った登里享平のシュート。シュートまでの過程も第10節の福岡戦で自身6年ぶりのゴールを生んだ脇坂泰斗とのホットラインからバイタルエリアに侵入した形は鮮やかで、なんと言っても利き足とは逆の右足を振り抜いた放ったボールの威力は凄まじかった。その後、ゴールパフォーマンスで子どもと約束していたウルトラマンの必殺技「スペシウム光線」を披露するつもりだったが、アクシデントもあって有言実行ならず。それにしても、なぜ「スペシウム光線」だったのだろうか。それは単純

【F通信】大島僚太がもたらす至福の時間

背番号10がボールを触る瞬間、自然と前のめりになって「どんなプレーをするのか」「どうやって相手を剥がすのか」とワクワクしながら想像をする。ただ、その想像を越えてくるのが大島。卓越したポジショニングから難しいかなと思えるようなエリアへのパス配球や、柔らかい身のこなしから相手を交わすなど、数々のプレーに対して咄嗟に“上手い”という言葉を口にしてしまう。それは試合だけではなく、麻生グラウンドでの練習も同じ。一つひとつの高い技術や味方と気持ちいいコンビネーションに関わっていく姿、そし

【F通信】脇坂泰斗「自分が勝たせるんだというところをプレーで表現したい」

前節の横浜FC戦は1-2で敗戦を喫し、当然出場停止だった脇坂泰斗も悔しい気持ちが込み上げてきた。ただ、いつまでも下を向いても仕方がない。中3日で迎えるルヴァンカップの浦和戦に向けて、選手たちは切り替えて勝利をつかむための準備を取り組んでいる。それにルヴァンカップはグループステージ突破に向けて勝点3が是が非でも欲しい一戦だ。 「みんなでつないできている大会です。もちろん1位通過ではないと、他のグループの勝点を考えても難しいのはみんな分かっているので、勝点3が必要になる。僕たち

【F通信】瀬古樹「自分の進化を見せていきたい」

積極的に背後へのパスやチャンスにつながるボールを供給。そして守備強度も高くチームのために走り続けている瀬古。前節のFC東京戦ではドリブルで運んでラストパスから宮代大聖のゴールを演出する1アシストを記録するなど、存在感を放っている。そんな瀬古が特別な思いをもって臨むのが今週末に行われる横浜FCとの古巣戦。フロンターレに加入してから初めての対戦ということもあり、意気込みの言葉にも熱がこもる。 「僕がプロのキャリアをスタートさせることができたクラブですし、出場機会を得られてあの雰

【F通信】永長鷹虎&高井幸大 U-20ワールドカップメンバー選出!!!

5月20日(土)にアルゼンチンで開幕するU-20ワールドカップに臨むU-20日本代表メンバーにフロンターレから永長鷹虎と高井幸大が選出された。そんな2人が強い意気込みを語った。 「ワールドカップはこれからの人生にも関わってくる大会だと思うので、自分の強みを出していきたいです。そしてもちろんチームとしては、上にいけるようにやっていきたいです」(永長) 「選ばれて嬉しいです。いま自分がJリーグでやれていることができれば十分に通用すると思っているので自信をもってやっていきたいで

【F通信】瀬川祐輔「どういう立場でも元気よくやるのが僕のよさ

怪我で離脱していた瀬川祐輔が復帰。湘南戦、札幌戦でチームがピンチのときに結果という形で救ってきた男が帰ってきたことはフロンターレにとって大きい。また、瀬川がいることで練習中の雰囲気もパッと明るくなる。声を出して盛り上げたり、選手をイジったりしてその場が笑顔に包まれていく光景は瀬川の人間性があるからこそだろう。 「どういう立場でも元気よくやるのが僕のよさだと思います。練習ではできるだけ盛り上げて楽しくやりつつ、こだわるところはこだわる。特に試合に出ていない選手だけで練習すると