8月16日（水）、チームに合流したバフェティンビ ゴミス。記者会見&ウェルカムセレモニーで垣間見えたように温かい人柄で常に笑顔をたやさない性格は誰にでも愛されるキャラクターだ。それに加えてサッカー面で圧倒的な能力を発揮しているのがシュート。軽く蹴っているように見えるがボールの威力は抜群でミートする瞬間にパワーを込めている。常に『脱力→インパクトに集中』という体の使い方ができているからこそ、これまでのキャリアで圧倒的なゴール数を叩き出すことができていたのだろう。そんなゴミスは日本特有の蒸し暑い環境のなかで少しずつコンディションを上げてきている。

「調子はいいし、日を重ねるごとによくなってきている。また、今週は国際Aマッチ期間で公式戦がないのでハードワークして次のFC東京戦に備えたい。また、いまチームに置かれている状況を考えると、自分のことよりもチームのために何をすべきかを考えていきたい。そのために自分もいい状態にもっていきたい」（ゴミス）

これからリーグ戦での逆襲やACLでアジアの強豪をなぎ倒していくためにもゴミスは欠かせない存在。「今年は難しいシーズンになっているが、まだトロフィーを掲げるチャンスはある。これからACLも始まるので、この状況を打破するためにハードワークを続けていきたい」と話すように、ピッチに立てば勝利のためにフロンターレのためにゴールを奪ってくれることに期待したい。

（高澤真輝）