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【フロ街diary】SSガールズ 公式初戦

6月10日(土)、4月に立ち上がったスクール生を対象とした15歳以下の女子チーム「川崎フロンターレSSガールズ」の公式戦初戦「第1回神奈川県女子U-15フットサルリーグ2023vs日体大ピーネ青葉@かもめパーク フットサル」が行われました。

ウォーミングアップから驚いたのは技術の向上。4月に見たときよりもボールを扱う技術や、体の動かし方がとてもスムーズに。日頃の練習の成果が表れているように感じました。それは試合に入ってからも同じ。積極的な姿勢を前面に出してゴールに向かっていくことで何度もチャンスを作り出していきました。そのなかから、ピッチを走り回って背中でチームを引っ張っていた水上瑠唯選手が得点を決めて1点を奪取。SSガールズ第1号ゴールを決めてくれました。

結果としては1-5で敗戦を喫してしまいましたが、相手を大きく上回る28本のシュートを放ったことは今後の好材料となるでしょう。キャプテンの佐藤朱莉選手も「勝てた試合だと感じたので、すごく悔しいです。次は絶対に負けたくないです」と話すように、この経験を生かして次の試合につなげていってほしいですね。

また、ずっと選手たちは楽しそうにプレーしていたことが印象的でした。それはコーチングスタッフが選手たちの笑顔を絶やさないように指導しているからこそ。これから、フットサルだけではなくサッカーの公式戦も備えています。どんどん成長していく選手たちの姿に期待していきましょう!

■試合後コメント

長沼洋明監督


「試合は負けてしまいましたが、チームが始動して2ヶ月。この日を選手、スタッフがワクワクした気持ちで迎えました。1ヶ月前のトレーニングマッチではガチガチに緊張している子どもたちを見ているから尚更なのですが、今日の姿はとても成長を感じました。得点も3年生のルイ(水上瑠唯)が体を張って点を決めてくれました。キャプテンではないですが背中で引っ張る姿勢をプレーで示してくれたので、よりチームにも一体感が生まれるのではないかなと思っています。彼女は2年間、サッカーができなかった時間があったなかでの、この1年間。2人で話しているときに、懸ける思いを聞いたときに胸が熱くなりました。そういうことも含めて、本当にいいゴールでした。これから試合の緊張感などを少ないメンバーのなかで一つの輪になってやっていくことを楽しめる時間があります。それを学びにして大きく成長してほしい思いでいます。僕たちコーチングスタッフは、これからも子どもたちの笑顔を絶やさないようにやっていきたいです」

佐藤朱莉キャプテン

「勝てた試合だったなと感じるので、すごく悔しいですし、もう負けたくないです。次の試合では勝てるように、練習からしっかり頑張ってやっていきたいです。また、相手チームよりも多い28本のシュートを打つことができていたので、しっかりと決めることができれば勝つことができたのではないかなと。次は最後、しっかり決め切るために練習していきたいです。あと普段、コーチから言われていることを意識してできたので練習の成果を出すことができたのもよかったですし、チームとしてゴールも決めることができたのは嬉しかったです。この感覚をもっと味わうことができるように、これからもっともっと頑張っていきたいです」

(取材:高澤真輝)

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