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【F通信】脇坂泰斗 “光輝燦然”

今シーズンも最終盤戦に突入。この1年間、Jリーグで燦然と輝くパフォーマンスを披露した選手の一人が脇坂泰斗だ。

靭やかな身のこなしで相手のマークを振り切るボールテクニックに加えて、受け手の歩幅やスピードに合わせたスルーパス。それらの技術から幾度なくチャンスが創出していく。相手チームは背番号14をどう抑えるかをポイントにして向かってきていたが、これを毎回上回るクオリティーの高さは圧巻で、自らも9ゴールを挙げてキャリアハイの数字に到達。そんな今があるのは、自分に矢印を向け続けてサッカーに取り組んでいたからこそ。

「プロに入る前から、ずっと自分が積み上げてきましたし、どんな状況でもやり続けたことで自分の成長につながっています。それが結果につながっているところもあれば、足りないところもあるので、やり続けていきたいです」

このように常に高みを目指し続ける脇坂だからこそレベルアップし続けることができるのだろう。

そして今週末はJ1リーグ最終節のアウェイ鳥栖戦を迎える。「リーグ戦は自分たちが勝てば少しでも順位を上げられる可能性があります。天皇杯にいい形で入るためにも勝利が絶対に必要だと思っています」とは脇坂の言葉。10月から無敗を継続するフロンターレの勢いを最終盤で加速させていく。

(高澤真輝)

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