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【F通信】大関友翔「結果を残す選手にならないといけない」


いじり役もいじられ役も担え、いつも明るくて元気な大関友翔。ルーキーながら色んな選手やスタッフと気を遣うことなくグイグイといけるコミュニケーション能力もあり、みんな愛されているキャラクターだ。ミックスゾーンで取材を受ける際も一つひとつの質問に対して丁寧に答えるコメント力も兼ね備えていることもあり“ちょっとヤンチャな好青年”という言葉がしっくり来る。

そんな大関をよーく見てみるとプロ加入当初との違いに気付くことがある。それは体が少し大きくなったこと。時間をかけて多くの食事を摂り、篠田フィジカルコーチとマンツーマンで毎日のように筋力トレーニングに励んでいる。その成果もあって5kg体重が増加。「いままでは体重から目を背けることが多々ありました(笑)。でも、いまは体重計に乗るのが楽しみになっています(笑)」と話し、自分の変化が数字に表れてきていることに嬉しそうな表情を浮かべていた。

それに伴いプレーもフィジカルモンスターの山田新にも当たり飛ばされない強さを見られるようにもなり、持ち前のチャンスを作る勝負のパスや結果を意識することで第三者から見ても成長しているなと感じることができるプレーヤーの一人である。

まず目指しているのはデビューすること。今の自分に満足するつもりは毛頭ない。

「メンバーに入って、ファーストチョイスになる選手になるためには惜しいチャンスを作る選手ではなく結果を残す選手にならないといけないと思っています。その自分が求めるところを考えると、まだまだです」(大関)

これからもフロンターレでレベルアップしていくことで、どんな選手になっていくのだろうか。その過程を麻生グラウンドや試合で見られるのが楽しみで仕方ない。

(高澤真輝)

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